昨年12月31日、福岡にいる親元へ行ったついでに、長崎の亀山社中を訪れました。
- 竜馬がゆく〈1〉 が好きなら是非一度は行ってみたい、今は忘れられた動乱の中心の一つ。
12月20日ぐらいからふと再び手にとって読み始め、
仕事がけっこうあるくせに読み進めて30日に全8巻読み終えちまったよ。。。
この期間確実に仕事の質は下がっていた。。
もしこの竜馬がいなければ、今の日本は階級社会が残っていたかもしれない。
東京の景色もこんなにビルが乱立した景観はしていなかったかもしれない。
今のインドや中国、マレーシアや韓国のようになっていたかもしれない。
確実に歴史の中での位置は低かっただろうと思っている。
薩長同盟、大政奉還。
この二つがなかったと仮定すれば、
長州征伐による長州崩壊、徳川幕府の長期存続、幕府と反幕府との争いにフランス・イギリスが絡んだ
代理戦争になり、さらに多くの有望な人材がなくなり、その後の外国勢による各地分割統治もあり得たと
思っている。
。。なんてことを思いながら、長崎にあるグラバー園、亀山社中をそれぞれ訪れた。
グラバー園から見た長崎湾。
神戸や横浜など昔からの港があったところらしく、海から山が近い。
右はその途中にいた猫。
めちゃくちゃ人になれている。近づいても、触っても逃げやしない。
ずぶといのか、鈍いのか。。
ただ、亀山社中
2006年3月末で、一般への公開を終えてしまったみたい。
個人の所有物で、今は人が住んでいるとのこと。
長崎市はホントバカじゃよ、買い取ればいいものを。
と、坂を上るところで話した近所のおじさんが言っていました。
右はそこで立っていたちょっと濃くてかっこいい顔の竜馬像。
竜馬像は高知の桂浜にしかないと思っていたため、ちょと感動。
ロシアやイギリス等の商船が汽笛を鳴らして湾に入ってきたら、
この中腹、山上から船を確認し、さっきの坂を下っていって、
日本の特産品と砂糖などを交換し、その砂糖を日本の各藩に
売って儲けたりしていたらしい。
長崎には5時間ほどしかいなかったけど、
竜馬達が駆け抜けた幕末、歴史の一ページを感じたひと時。