会社の同期と、人間と同じように自立的に判断するロボットを作るには、という
話をした。例えば、赤と認識するためのロジック。
(元々は、現在の世の中、イノベーションにも積み重ねがより多く求められるようになってきてる
よな、という話だったけど、とりあえず今回はパス)。
どこを起点にすべきかだけど、物事の認識を起点に考える。
まず、人間の目は赤と認識出来る。
①赤色が「赤」と認識するには、そのようなインプット(=学習)が必要
では、例えば一番最初に赤色を「黒」と間違えて覚えさせた場合はどうするか?
その場合、認識を修正するための機能が必要になる。
②特定の条件で、学習している内容(=知識)を修正する必要
(例えば、上記の「黒」を5回「赤」だとインプットすると赤色を「赤」と修正する、等)
すると、修正するための条件が必要になってくる。
例えば「親」に教えられたら、一回で認識を改める、先輩だったら2回、等。
③修正するための条件を作成する必要
これを作成するには、条件に何があるか、その条件へのインプットはどのような入力口(デバイス)が
必要だろうか?
例えば、先ほどの親や先輩、教授などの「人の立場」属性、また教授でも、生物学と経済学では
専門分野異なり、インプットのインパクトが異なるだろうから、「専門分野」属性。
声の大きい小さい、はっきりしている等の調子からも判断するかもしれない。
その属性がそれぞれ入力口が異なる。「専門分野」や「人の立場」は概念(何覚になるのだろう??)だが、「外見」だと視覚だし、赤い=辛いのイメージから、味覚のインプットもありえる。他にも触覚や聴覚、嗅覚と
いった五感それぞれのデバイスが必要になる。(もしかしたらそこで定義されていない第6感も入れることが
可能かもしれない。)
④条件へのインプット口の必要
とりあえず、これで赤だと認識させるプロセスは作れそうである。
問題は、実現出来るだけの時間と金を持っているか、という問題。。
こんなもの作っても、すぐに売れるものではないしね。
そうなると、個人で金持ちになって、私的研究機関作るか、国等の公的研究機関が必要に
なるんだろうね。
アメリカは、研究にもより成果を求められるため、私的研究機関の発達があったのだろうけど、
日本ではあまり私的研究期間というは聞いたことがない。(助成金などはあるんだが。)
きっと、日本では国公立大学の研究所が、非常に緩く研究を許してくれていたから
私的なものは少なかったのかもしれない。
その仮説が正しければ、今後国公立大学にも独立行政法人化をはじめとする成果への
着目、日本の格差社会の広がりによって、よりアメリカ的に近くなり、個人の金持ちが研究
施設作ることが多くなるのかも。