ただいま、大学時代の友人が茨城県で農業をやっているという

ことで、4月29日、30日の1泊2日で常磐線石岡から車で15分ほどの

所に来ています。


たまごの会

http://www1.odn.ne.jp/aef81200/tamago/


農業といっても、キャベツ作って売ってます、という生活・商売のためでなく、

人間らしい生活のトータルな提供、を行いたいようだ。(うまく説明出来ないな。。)



私なんかは、効率的な農業生産、例えば今大規模な有機農法農場が出てこないのは、

JAがきゅうり一本いくら、見た目の企画が合わなければ買い取り額20%引き、という

ことをしているのだから、JAを通さない流通を確立しないといけない、なんてことを

考える。

友人は、効率性を追求しないわけではないけど、NPOとして、豚や鶏を飼い、その排出物を

肥料に農作物を作り、安全・美味しい農作物を提供する。

また、そのサイクルに多くの人に参加してもらい(体験であれ、メンバーであれ)、

その世界のよさ、その世界の実感(田んぼを作って、人の食料収穫と共に自然の生態系を

作り出していること。生きるために豚を飼育して、それを殺して食べているという認識、感謝?、等)

を認識できる場を作りたいみたい。



かなり概念的な話だとは思うけど、1日過ごして、

自分達で生活を作り出している感覚を感じれるのは確かかな。

(ちなみに昨日は鶏へのエサやりとたまご回収、味噌つくりをした。味噌食べれるのは1年後だけど。。)

空気は美味しく、家のつくりも楽しく、食べ物も美味しいのは確かです(^ ^)



ちなみに、「たまごの会」の運営は、農業に従事する運営者達と、その作った農作物を購入する会員

によって成り立っていて、会員は無農薬・有機栽培の野菜を購入すると共に、会の議決権まで持つ

みたい。

消費者ではなくて、参加しているってことやね。

非常に面白い形態、活動だと思う。