『とんび』を読み終えた。
父と子のおはなし。
この物語の主人公、ヤスさん、不器用で乱暴で真っ直ぐ過ぎるくらい真っ直ぐで、いろんな人に迷惑掛けるけどそれ以上にたくさんの人から愛される、そして自分が愛される以上に家族を愛す男。
俺が理想としてる父親像がこの本をよんで明確になった。
やっさんみたいな父親になりたい。
最高だよ、やっさん!
俺はこの類いの話にめっぽう弱い。
電車の中で読んでて泣いちゃった時には自分でも「おいおい・・・」って引いちゃったよ。でも土曜日の有楽町線は客が少なくて助かった。人目を憚らず泣けたよ。
俺、こういう話、本当に弱いなぁ。
でも素敵な作品に出会えると自分の心が満たされるのが実感出来る。
満たされて気持ちいいまま、さぁ、寝よ。
おやすみなさい。