(年度が変わってしまいましたが、学年・年齢は顔合わせ当時のものとします)
シュガーダディ2ndシーズン メッセージ投下第4弾から約1ヶ月半のブランクを経て、セガオはメッセージ投下第5弾を開始しました。
第5弾の幕開けとなる顔合わせダブルヘッダー当日。
前半のお相手は 046 アルバイト ミソカちゃん 18歳。
待ち合わせ場所である◎◎ホテルのカフェで待つセガオに、ミソカちゃんから送られる信じられないメッセージの数々。
果たしてダブルヘッダーは予定通り行われるのか?
カフェで待つセガオに、ミソカちゃんから「着きました!」と言う連絡が入ったのは、待ち合わせ時間の10分後でした。
電車が遅延した…と言う連絡があった事を考えると上出来です。
ところが、「遅いなぁ」と思っているセガオに「外人に道案内を頼まれた」と言う連絡が来てから、雲行きが怪しくなってきます。
「お待たせしてすみません。
○○○○に戻ってきました」
○○○○と言えば、当地では比較的メジャーな待ち合わせスポットです。
しかし、本来の待ち合わせ場所であるホテルからは、歩くと かなり遠い所です。
なんで、そんな所に?
「いや、○○○○って、かなり遠いでしょ?」
と尋ねるセガオに、ミソカちゃんから立て続けにメッセージが来ました。
「セガオさんは今○○○○にいるんですか?」
「今、お巡りさんが近くにいるのわかりますか?」
「お巡りさんに立ちんぼしていないか事情聴取されてて……」
そう、○○○○は確かにメジャーな待ち合わせ場所ではあるのですが、その近くにはホテル街があってキャッチや立ちんぼがウロウロしている地域でもあるのです。
自分は この辺りで警官に声をかけられた事はないのですが、若い子とそれなりの年の男性が連れ立っていたらそんな事もあるのかもしれません。
ここで、やっとミソカちゃんのメッセージが途切れました。
「 待ち合わせは××ホテルだよ!」
「待ち合わせ場所かえてもらっていいですか?」
「僕が○○○○に行こうか?」
「大丈夫です。
やっぱり私がそちらに行きます」
この時点で既に待ち合わせ時刻を30分過ぎています。
ダブルヘッダーの間隔は2時間空けていたので、少々の遅刻でも余裕かと思っていたのですが、雲行きが怪しくなってきました。
それよりも、突拍子もないメッセージの数々に、セガオは愉快犯の女の子にからかわれているような気がしていました。
「この子、本当は家にいて、ずっと笑いながらセガオにメッセージを送ってるんじゃないの?」
とは言え、どっちにしろダブルヘッダーの2本目までは、あと1時間以上あるのです。
仮に愉快犯であったとしても、損をするのは せいぜい駐車場の料金だけです。
もう少しだけ、付き合う事にしました。
ここまで訳のわからんムーブメントをかましてくれる子なら、もう○○○○でじっと待ってもらって、セガオが迎えに行った方が早そうなのですが、車を停めなおしたり別のカフェを探したり、それはそれで手間がかかります。
仕方がありません。
来ると言うのなら待つ事にしました。
「◎◎ホテルで大丈夫?」
「ごめんなさい。
急いで向かいます」
「ホテルの場所はわかる?」
「行った事がなくて……
ちょっと難しいかもです😭」
いやいや!
散々
「わかります!」「大丈夫です!」
って言ってたの、なんだったの?
ちなみに この時、セガオはカフェのウェイティングの席に座ってミソカちゃんを待っていたのですが、絶対に困惑とイライラが顔に出ていたと思います。
「スマホで検索したら出て来ました。
10分くらいかかりそうですが急ぎますね」
「近くまで来たと思うんですが…」
「●●は知ってる?
そこまで来てくれたら迎えにいくよ」
●●はホテルのすぐ横にある、若者にも良く知られている施設です。
「●●わかります!」
「着きました!」
はー、ようやく迎えに行けます。
この次点で、待ち合わせ時間から45分を過ぎていました。
カフェの店員さんに声をかけて、迎えに行く事にしました。
ミソカちゃんは……いました!
うん……
モッサリしてる…
顔合わせは12月でしたので、当然冬服だったんですよね。
外見からは体型がわかりにくい時期ではあったのですが、これはまぁまぁ太そうです。
ちょいポチャはセガオの好物なのですが、ストライクゾーンより少しだけ太そうです。
そして、ホテルのカフェでの待ち合わせなのに凄くラフな……バイトにでも行くような格好と言う風情なのです。
まぁ、ここの店員さんは、しょっちゅう別の若い子と お茶をしているセガオが、パパ活の顔合わせをしている…なんて事は重々承知でしょうから、気にしていても仕方ありません。
イライラは心の奥に押し込めて、スマイルを絶やさないように心がけながら
「大変だったね」
(こっちも大概イライラしたよ!)
「どうなってたの?」
と聞いてみました。
つづく