ドタキャンに参るセガオが導入した新機軸、「まぁまぁ近所アポ」。
そのメリットとデメリットについて、検討したいと思います。
まずメリットですが、1つめは当然ながら「自分がラク」と言う事です。
当たり前ですね。
こちらについては深掘りする必要はないと思います。
2つめは「まぁまぁ近所アポ」を導入した一番の理由であるドタキャン対策ですね。
これは「ドタキャンがされにくくなる」訳ではなく、「ドタキャンをされた時のダメージが少ない」と言う事になります。
(後述しますが、ドタキャンはむしろされやすくなります)
ちなみにこの場合の「ドタキャン」とは、当日に連絡がある「当日キャンセル」ではなく、直前に連絡が取れなくなって無断でされる「無断キャンセル」の事を指していると思ってください。
この辺りは、個々の事情によって全然違うと思うのですが、セガオの場合は職場と住居が近く、そこから中心街まではそこそこ遠いと言う土地柄です。
前々回も述べたように、セガオの居住地から中心街に行くためには
・高速に乗る
・高速を降りた後、顔合わせが出来るような時間帯は渋滞している事が多い
・中心街に近づくと更に交通量が増えるし、信号待ちも多い
・慣れていないうちは駐車場を探すのも一苦労だった
・少し離れた駐車場に停めると、待ち合わせ場所まで歩く必要がある
…と言う、いくつかの面倒があります。
上記を考えると、待ち合わせ時刻の1時間くらい前には家を出たいと言う事になります。
出るのは良いんですが、それでドタキャンを食らうと帰りの時間も合わせて約2時間が無駄になってしまいます。
その2時間で出来たはずの事を考えるとウンザリしてしまいます…。
「まぁまぁ近所」でアポを取る事によって一番ありがたいのは、ヤバそうだと「そもそも家を出ない」と言う選択肢を取れると言う事です。
当日の無断ドタキャンをされる場合は、前日まで、もっとひどい場合だと当日の朝まで普通に連絡が取れていたのに、直前になって既読がつかなくなって音沙汰無し…と言う状況になってしまいます。
そんな場合って、大体直前になると「アレ?」と言う違和感があるのでわかるのですが、そうは言っても1時間かかるのなら、こちらとしては早めに家を出ざるを得ない。
一方、「まぁまぁ近所」だと30分あれば十分着きますので、支度を済ませた状態で家でスタンバイをして直前の連絡を待つ事が出来る。
前もって1時間前までにお互い連絡を入れると言う約束をしておいて、それで連絡がない場合は
「お約束していた直前の連絡がないので、家で待機している。
連絡がつきしだい家を出ます」
と入れれば良い。
仮にギリギリに連絡が来たとして、その結果少し待たせてしまったとしても、それは約束していた直前の連絡がなかったから…と言う事が出来ます。
しかしあらためて考えてみると「確認が取れないと家を出ない」と言う約束を厳密にしておくなら、「まぁまぁ近所」でなくても…ターミナルでの顔合わせでも良いと言う事にはなりますよね。
ちょっと遡って調べてみたんですが、家を出たのに無断キャンセルを食らったのは「SD登録後1ヶ月~2ヶ月」の間に集中しています(最初の一ヶ月は無断キャンセルはゼロであった事がミソです)。
そして、その全ては「いつものターミナル駅」で起こっています。
もちろん、その時期はほとんどのアポをそこで行っていたから当然なんですが、それに業を煮やして「まぁまぁ近所アポ」を導入した訳です。
逆に「登録後2ヶ月~3ヶ月」の期間は、ドタキャンこそあったものの全て家を出ずに済んでいます。
ただ、最後の1ヶ月のドタキャンは全て「まぁまぁ近所」でのアポなんですね。
つまり、顔合わせまでのやり取りのスキルが上がった事で、ターミナルではドタキャンそのものが無くなったとも言えます。
もしもそれまで通り顔合わせを「いつものターミナル」で行っていたら、ひょっとしたらドタキャンそのものがゼロだったかもしれません。