夫が餃子を作る。
実は わたしの友人が居酒屋をしていて、
夫の餃子を食べたときに、
お店で出したい と言ってくれた。
以来、夫の餃子は
友人のお店のメニューに並ぶ。
夫の餃子は たしかにおいしい。
夫、もともと料理が好きなわけではなさそうだけど、
彼もひとり暮らしが長くて、
そんな中で 料理をするようになったみたい。
夫、パンも焼くし、ベーコンもつくる。
まちがいなく凝り性や。
わたし、分量をしっかりはかって作る料理は 得意じゃない。
と言うよりも やりたくない。
じゃなくて、やらない。
でも、夫は もくもくとそんな作業を
楽しそうにしている。
ベーコンなんて、
燻すまでに2週間くらい漬け込む時間が必要なようで、
そんなに待ってまで 料理をする気にならない。
わたしも料理は嫌いじゃないけど、
わたしの場合は、作るよりも 盛り付けることが好き。
お気に入りのお皿に
どんなふうに 並べようか 考えるのは大好き。
友だちが遊びに来たときは
使うお皿を選ぶ時から わくわくする。
昨日の夜中、
夫は ずっと餃子を包んでいた。
わたしは リビングで のんびりテレビを見ていた。
夫の姿が目に入って、
それが とてもしあわせな時間だなと。