ボストン2日目の朝、カーテンを開けると、そこには雪が辺り一面に広がっていて、心が踊りました。
雪のボストンというのもまた良いものでありまして、レンガの赤と雪の白が抜群のハーモニーを醸し出しておりました。
さて、ホテルからバスに乗って向かったのは、ウッズホール海洋研究所。
そこでは2つの班に分かれてお話を聞きました。
私たち5班はまず、海中探査についてのツアーに行きました。
そこでは、沈没したタイタニック号を発見するための潜水艇や、サメを自動追跡するマシンを見ました。
潜水艇の部品の一部や、それを作る工程を直接目にすることが出来て、もう感激っ!
もう一方のツアーでは、海洋生物を見ました。
カブトガニの血には銅が含まれており、青い色をしていることや、人間の目と良く似た目を持ったドックフィッシュというサメ、また、ヒトデの再生について詳しく聞くことができました。
その後合流して、海の映像や発見時のタイタニック号の姿を模型で見ました。
一口に海洋研究所といっても様々な分野の研究・開発・展示が行われており、世界の海洋研究の中枢を担うだけの凄みをしっかりと感じました。
余談ですが、危険な海洋生物の入った水槽を警告する紙には、ポケモンのクラブが描かれていました。愉快愉快。
その後ハーバード大学に向かい、ハーバード大学の学生、テッドさんに講義をしてもらいました。
彼は東アフリカの歴史について研究しているらしく、興味を持ったきっかけから始まり、幼少時代の話まで詳しく説明してくれました。
また、長所はもちろん、短所も含めたハーバード大学の特徴や、学生しか知らない伝統など、貴重な話をしてくださり、アメリカの学生がどのようなことを考えているのか、どういったことをしているのか知ることができ、非常に有意義な時間となりました。
さらに、同年代にもかかわらず、私たちが1つ質問をすると、10返してくるぐらい話を膨らませて答えていて、とてもすごいと感じ、良い刺激を受けることができました。
ハーバード大学からホテルまでは電車を使って移動しました。
日本の電車とはとても異なり、驚きで目が飛び出しました。
飛び出た目を慌てて拾い、忙しなさへの若干の苛立ちと、異国の電車への興奮、そしてスリへの多少の警戒心と共に、短い旅を終えました。
夕食はピザを食べました。
疲れのたまった胃には相性バッチリで、ますますダメージを負いましたが、栄養はとれたと思います。
明日からは講演が続くので、よく寝てよく食べ、そしてよく寝てよく食べて大きくなりたいと思います。
5班:井藤 、箕浦 、倉橋 、平江