「あいつを抑えきれなくなっているよ」。

ホラーのような夢を見た。

ゲーム仕立てのような夢を見た。

殺人鬼、悲鳴、嫌なドアの音がしたあたりで目が覚めた。

最初、育成ゲームっぽかったのが、パソコンを習うというところから、窓のない地下のような部屋で、何やら仕事をしている人たちがいて、私は夢を見ているというより、ゲームにでてくるキャラクターを動かしているみたいな、わりと冷静に見ていたけど、事務机の配列が狭くて通れなかったり、そうこうしているうちに悲鳴が聞こえて…。

気味の悪い夢だった。

「あいつは男でも女でもとり憑く。とり憑いて殺人をしまくる」。

あいつがどうとかというのは、いつもの聞こえてくる幻聴と思われる声の言っていることだけど、知っている声が混じっていたりする。

あいつとは誰なのか?

私にとってのあいつ、一人、思いつくけど、そこまで怨まれているかな?

考えていてもわからない。

「俺じゃない」。

「このおじさんが怖かった」。

あいつの声。

終わっている関係、あいつに何か起きているのか、はてさて。