世界遺産に落書き 野球部監督を解任
イタリア・フィレンツェの世界遺産登録地区にある「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の柱に、水戸市の私立常磐大高(浅岡広一校長)の硬式野球部監督(30)が書いたとみられる落書きが見つかった問題で、同校は30日、落書きしたことを認めた監督を29日付で解任し、無期限謹慎処分としたことを明らかにした。
同校によると、監督は平成18年1月5日、新婚旅行で大聖堂を訪問した際、油性ペンで自分と妻の名前をハートマークで囲む落書きをした。監督は「聖堂近くでペンを販売する人に『幸せになる』などと薦められ、深く考えずに書いてしまった。大変申し訳ない」と話しているという。
浅岡校長は30日昼、記者会見し「大変申し訳ないことで、私自身の指導監督を含め責任を痛感している」と謝罪。イタリア大使館を通じ、被害回復へ向けた協議について、連絡を取っていると説明した。
同校野球部は平成12年、創部。昨夏の全国高校野球選手権県大会では準優勝。今年も7月5日からの県大会にシード校として出場を予定している。
県高野連は30日中に、浅岡校長や監督から詳しい事情を聴き、今後の対応を検討する。浅岡校長は大会出場について「高野連の判断を待ちたい」と話している。
産経新聞より引用
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<サッカーW杯>最終予選、日本は豪州、バーレーンと同じグループA マレーシアで抽選
サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会アジア最終予選の組み合わせ抽選会が27日、マレーシアのクアラルンプールで行われた。日本は豪州、バーレーン、ウズベキスタン、カタールと同じグループAになった。
最終予選には3次予選各組上位2位までの計10カ国が進出。この10カ国を2006年ドイツW杯の成績ランキングに基づいて順位付けし、同レベルのチームはA、Bの2組に分かれるように抽選した。ランキングでは日本とサウジアラビアは同じ4位だったため、抽選前にくじ引きを実施。日本が4位、サウジアラビアは5位と扱われた。
最終予選は9月6日から来年6月17日までホームアンドアウェー方式(H&A)で行われる。各組2位までがW杯出場権を獲得。3位同士が、H&Aで戦い、勝者が最後の1枠を巡り、オセアニア地区1位とプレーオフを行う。
グループA 豪州、日本、バーレーン、ウズベキスタン、カタール
グループB 韓国、イラン、サウジアラビア、北朝鮮、UAE
毎日新聞より引用
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<スーダンPKO>サミット前に実績作り 官邸の強い意向
政府がスーダン南部の国連平和維持活動(PKO)部隊の司令部への自衛官派遣を決め、福田康夫首相が潘基文(バン・ギムン)国連事務総長に表明したのは、近年停滞ぎみの国際貢献の実績を作るための苦肉の策だ。大規模な部隊派遣は見送られ、「数人の司令部要員だけでは国際社会へのアピール効果は薄い」(防衛省幹部)との見方は強い。
国連が05年から実施する「国連スーダン派遣団」(UNMIS)には5月現在、69カ国の部隊、警察、軍事監視要員計9924人が参加している。司令部は首都ハルツームに置かれ、派遣自衛官は各国間の調整などに当たる見通しだ。
外務省は、UNMIS開始当初から派遣を検討していたが、防衛省を中心に慎重論が強かった。しかし今年、アフリカ開発会議(TICAD・5月)、サミットと日本開催の国際会議が相次ぐ中で「何らかのアピールが必要」との首相官邸の強い意向を示した。結局、7月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)直前に、治安の悪い地域で直接活動しない司令部要員派遣でようやく折り合った。
政府が検討するアフガニスタンへの自衛隊派遣も、現地の危険性は「イラクと同じかそれ以上」(田母神俊雄航空幕僚長)で、メドが立っていない。
毎日新聞より引用
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