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私が敬愛してやまない漫画家、沙村広明氏の漫画「無限の住人」の主人公、凛ちゃんです。


彼女はある町道場の一人娘です。
ところがその道場の過去の遺恨から天津影久(あのつかげひさ)率いる「一逸流(いっとうりゅう)」に両親を殺され、道場も壊滅してしまいます。
それから2年後、両親の墓の前で復讐を誓う凛の前にふらりと八百比丘尼と名乗る老女が現れます。
彼女は言いました。
「最強無敵の用心棒を雇え」
そして凛は、その体に「血仙蟲」を宿す不死身の浪人、卍を助っ人に復讐の旅を始めます。


この漫画はとにかく素晴らしい画力で、時代劇なのにとてもモダンです。
さらに単純な「復讐劇」に留まらず、卍の不死力の謎や天津の行動の理由、復讐と剣士のあり方に板ばさみになる凛、幕府の暗躍など細かい設定と伏線が織り成す物語が秀逸です。

そして光るのは登場人物の台詞。
無骨で粗暴な卍さんの凛に対する諭しや説教、天津の理論などことごとく頷いてしまいます。
一言一言がずしんと重く、そして胸に響きます。

このイラストに入れた凛の台詞「この身を鬼に喰わせてでも殺す」もすごい台詞だと思います。
いかに凛が胸を焼き焦がすほど相手を憎んでいるかが表現されています。


この漫画については語り始めたらきりが無いのでこの辺にしておきますねww
それよりもイラストについて語りましょうか。


最初は背景の炎は赤にしようと思っていましたが、後日描く予定のD・S様のことを考えて青白い炎にしました。
D・S様は「爆炎の魔人」ですからね。赤い炎は彼のために残しておこうかとww
それよりも炎自体がしょぼいかしら??ゆらめく炎って難しいですね。
テーマが復讐なのでどす黒く昏い感じを出そうと努力しました。
でも人物がまだ16歳の女の子なので難しかったです。
今の塗り方だとどうしてもアニメチックなので、もっと情緒ある塗り方も模索したいです。


このイラストの文字なしの方はPixivで公開中です。


あ、そうそう。
私は今までイラストはJPEGで保存、掲載していました。
ところが最近まめにPixivに投稿するようになってからちょっと困っていました。
どうも画像がぼやけるんですよね。
些細な違いなのですが主線とかがいまいちシャープに見えない。
そんな折、とあるスジから「JPEGでは粗が目立つよ」という情報をキャッチしました。
そこで試しにPNGにしてみたところ、あっさり解決☆
今回からPNGで公開することにしました~♪


政治でもなんでもブレたりぼやけたりはイカンですよ( ̄ヘ ̄)=3