真実
「万引き家族」の是枝裕和さん監督作品です。
カトリーヌ・ドヌーヴさん主演 ってことでいいのでしょうか
それとも
ジュリエット・ビノシュさんとの Ｗ主演
カトリーヌ演じる 大女優ファビエンヌが出版した 自叙伝
その出版祝いのために
ジュリエット演じる 娘リュミエール家族が 集まった。
でも その自叙伝には 嘘が書かれていて・・・
母と折り合いの悪い娘は それを不満に思う。
あらすじとしては こんな感じでしょうが、
てっきり 自叙伝にかかれたことについて
もっと ほりさげてゆく ストーリーなのかとおもっていました。
＜ネタばれあり＞
でも、いくつか 嘘のエピソードを
娘が暴露するくらいで
あとは 現在のお話でした。
とある映画出演にまつわり
だんだん いろいろな嘘や真実が あばかれる。
でした。
ただ 悪い意味で 暴かれゆくのではなく
家族が 家族として もどるために
暴かれていくのは とてもすてきでした。
昔なら きっと 口にはしなかったであろうことが
今 この年になったから 口に出せる
そんな感じでした。
ただ そんなに簡単に 和解しちゃうの
とはおもったけれども
心あたたまる ストーリーでした。
最後のほうに 真実 ということばがでてきて
それを言ったのが 孫であったのが
印象的でした。
何気に 孫のシャルロットを演じている子役の女の子が
すごいなぁって 思いました。
映画の舞台は フランスだけども
娘や孫が住んでいるのは アメリカ
リュミエールは フランス生まれのアメリカ在住
フランス語と英語が 話せるんだけど
シャルロットは まだ 子どもなのに
フランス語も英語も話せています。
それを 演じている女の子は
そのために 英語とフランス語のセリフをちゃんと話してる
すごいなぁ・・・
しかも 演技未経験ながら 本作のオーディションに受かったって
ますます すごいです。
将来が 楽しみな女優さんですね。