12年生(高校3年生) 1年の流れ | スイス シュタイナー学校の日々

スイス シュタイナー学校の日々

シュタイナー学校での体験をまとめています。

12年生

 

8月 

 ・入学式 始業式

 

9月 

 ・クラスの子がコロナ感染。具合の悪い人は家にいる事、元気な人は登校して下さいと連絡がありました。

    

  ・父母会

 

10月 

 ・PCR検査の同意書を提出する

 

 ・ソーシャルインターンシップ 2週間

 

11月 

 ・コーラスのクラスで集団感染が起きたので校内ではマスク着用義務になる。

先生達もコロナ陽性でエポック授業がなくなる事が多かった

 

12月 

 ・ZOOMによる父母会

     

 ・冬休み

 

1月 

 ・卒業論文、卒業制作発表

 

2月 

 ・音楽のワークショップ

   

 ・スポーツ休暇

 

3月 

 ・父母会

 

 ・作曲した楽曲の収録

 

 ・ウクライナ募金の為ライブ開催

 

 ・コーラス休暇

 

 ・ポップコーラスのライブにバンドのボーカルとして参加させていただきました。

 

 

4月

 ・コロナ規制全て解除

 

 ・春の文化祭

2年ぶりに保護者、一般の人参加の開催となりました。我が子も自作の歌を披露しました。

 

 

 ・春休み

我が子が具合が悪いというので簡易キットで検査をしたらコロナ陽性でした。病院へ行き再度検査した結果、コロナに感染していました。通常とはまるで比べ物にならない程の喉の痛みと、空咳が続きました。その3日後に私が感染し、喉の痛みから鼻の奥まで痛くなり、食べるものが全て苦く感じました。そして更に3日後、主人に感染しました。

主人も喉の痛みがあり、酷いめまいの症状が出ました。PCR検査を受けたら主人は陰性でした。。。春休みだったので自宅でゆっくり休む事ができてよかったです。

私は完治したなと感じるまで1ヶ月かかりました。コロナ発症後は鉄分が不足するので鉄剤を飲むように言われました。鉄剤はVCと摂取すると吸収が良いので、オレンジジュース等で飲んで下さいと言われました。

 

5月

 ・音楽のワークショップ

 

 ・英語のプレゼンテーション

 

 ・オイリュトミー最後の授業

ゲーテの作品を練習していましたが、先生が体調を崩されていたので公演できませんでした。私はこの学校のオイリュトミーの先生が、今まで会ったオイリュトミーの先生の中で1番好きでした。

 

6月

 ・イランとエチオピアから来た難民の人達がスイスの難民制度について講演に来てくれました。やはり、ウクライナの難民受け入れに対しては「例外」すぎて、差別だと感じていました。それはスイス人の目にもそう映っています。あまりにも対応が違いすぎました。

生徒達はスイスの難民キャンプの環境の酷さを知る事となりました。

 

エチオピアの人がみんなにエチオピアコーヒーを淹れてくれてご馳走になりました。

エチオピアにも日本の茶道のような作法があり、きちんと淹れるには2時間程かかると教えてくれました。

 

 ・父母会

12年生で卒業する生徒の両親は今回で最後の父母会となり、生徒も一緒にみんなで飲食パーティーをしました。

 

7月

 ・演劇公演 3日間

 

 ・13年生のお別れパーティー

水鉄砲で遊んだ後、我が子の担任のDJ先生のライブで大はしゃぎ

 

 ・卒業旅行 3泊4日 マルセイユ

 

 

 ・終業式 卒業式

12年生で卒業する生徒達の卒業式をみんなで祝う

 

 ・夏休み

 

4月にコロナ規制がなくなり、夏頃にはみんなバカンスに出掛けてCOVID-19を早く忘れたいという空気が流れていました。

ワクチンは有料になり、打つ人は打って下さいとなり、マスクも着けたい人は着けて下さいとなりました。

ようやく穏やかな日々が戻ってきて、街の人達もコロナ前より人当たりが柔らかくなったように感じました。

 

12年生の生徒達も無事に試験に合格し卒業したので、本当に大変な2年間をよく頑張ったなと思います。