ブログネタ:この夏に観たもの、読んだものの感想
参加中
習字を幼い頃から習っていましたが、
社会人になり一回目の展覧会出品でまわりの作品に
圧倒されて以来、自信をなくしながーいスランプに突入。
その間に二人の師匠は他界されてしまった。
師匠がいなくなり私に渇を入れてくれる人がいなくなった。
あれから数年・・・
ようやく少しずつですが再度はじめてみようかという気持ちが
湧き上がってきたのはこの本との出会いから。
Rin Art 響く感性・動く文字 (アルカディアシリーズ―フローラブックス)
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at 09.08.26
土門 琳
美研インターナショナル
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市の図書館をブラブラしている時にふと目にとまった。
書の本だと思わず何気にぱらぱらとめくって・・・衝撃。
あぁ、こういう感性もあるんだ!
すごいな・素敵だな!!と何度見ても心惹かれる。
自分がスランプを感じた時の事を思い出す。
展覧会出品者で20代は私だけだったっけ。
まわりはベテランばかりで皆、自分の技法や表現を確立
しているが私はまだ基礎訓練中。
それでも師匠は出品しろといったのには何か理由があったはず。
それをくみ取る事ができず、逆にしおれてしまった自分のふがいなさ。
師匠・・・今頃、気が付きました・・・。
あの頃、あれもこれも手をだそうとした私に基礎をしっかりさせようと
してくれていたのに。それをまた窮屈に感じ何もかも投げ出した。
筆も硯も大嫌いになってしまい、押し入れの奥深くにしまいこみ
引っ越しの度に見つけては胸がちくっとした。
基礎をきちんと身につければその後はどんな風にだって
アレンジ出来たんですね。自分なりの表現をいつか見つけて
くれるだろうと師匠は思っていたに違いない。
それを裏切ってしまった事を今はただただ深く反省するばかり。
久々に筆をとってみようと自然に思えるようになりました。
そんな気持ちにさせてくれたこの本にとても感謝。
土門 琳さん、とても心に響く本でした。ありがとうございます。
何年かかるかわかりませんが私も「自分流」を見つけて
いつか人の心に響く何かを表現できるようになりたいです。
