サナギ~蝶へ | MoonLight仮面のちょっと変わった日常

MoonLight仮面のちょっと変わった日常

どこの誰かは知らないけれど
誰もがみんな知っていて欲しい
MonnLight仮面のおっさんはムフフの味方よ変な人よ
疾風のように書き殴って
疾風のように去っていく
Moonlight仮面はどこのどいつだよ?

およそ半年ほど前に、1度だけ行ったキャバクラで場内指名した子がいた。

というのも、その子はその日が初出勤。
田舎育ちの19歳で水商売も初めてということで、慣れない手つきと喋りぶりが初々しく、ご祝儀的に指名を入れてあげたのだ。

その日も取引先の社長の奢りだったので社長の都合で店を出たのだが、連絡先を交換し、その後も時々メールする仲になった。

最初のうちは、お店で失敗した話しなど、仕事を続けられるかの不安を口にするばかりで、「今度、食事にでも行こうよ」という誘いにも乗り気で、「お店が休みのときでもいいよ」という返事だった。

ただ、こっちも本気で誘うこともしなかったので、実際に外で会うことはなかったが、メールのやりとりはその後も続いた。

が、徐々に文章の絵文字もこなれてきて、メールも1行目の「仮面さんへ」という文字以外は、ccで送信してるっぽい文章に。

内容も、「髪の色変えたから見に来てくれたら嬉しいな」などと、いかにもキャバ嬢っぽい営業交じりの文面に変わっていった。

とうとう、先日は、来週誕生日でイベントだからと、必死の営業トーク。

返信もしてないのに、「当日、誰も来なかったらどうしよう(涙)。プレッシャーで寝れないよぉ」などと同情を誘う典型的な営業文面。
送られてきた写真は、以前あった初々しさはどこへやら、巻き髪に派手なメイクで、完全に夜の蝶へと変身していた。

初めてのことでもないが、一人の田舎娘が、こうキャバ嬢として成長していく様を目の当たりにすると、どこか物悲しい気持ちになるのは仕方のないことなのだろうか。