ソニーIR: 2013年度Q4
【2013年度】
■大幅増収
・PS4の発売、為替の好影響
■損益悪化
・PS4TM発売にともなう費用の増加、SOEのPC向けタイトルの評価減(62億円)
【2014年度】
■大幅増収
・PS4TM販売台数の増加、ネットワーク売上の増加
■大幅損益改善
・増収の影響、PS4発売にともなう費用の減少
以下雑感。
・据置HWの世代交代が早い。HWの落ち込みはそれによって生じた谷間。
PS4は来年度もさらに勢いを強めるものとソニーは予想している。
妥当に思われる。これよりも少なければ、それは悲観に傾きすぎた予測というべきだろう。
・携帯機は苦戦。据置と違い、PSPの終了をVitaがカバーできていない。
Vitaは現状維持PSPはフェードアウト、というあたりをソニーは予想しているっぽい。
これも固い。少なくとも国内ではそれなりに好調。北米は下がりようがない。
・SWはゲーム事業の売上拡大の立役者だったが、次年度は横ばいを予想。
ラインナップが分からない以上、分からないといえばわからない。
否定のしようもないが。
・全体として手堅く突っ込みどころの少ない予想。面白みには少々かけるとはいえ。
・事業セグメント再編。「従来のその他分野に含まれていたネットワーク事業をゲーム分野に統合し、ゲーム&ネットワークサービス(以下「G&NS」)分野に名称変更します」とある。
ソニーの持つエンタメ系のハブとして、ソニーのデジタル基盤をゲーム部門が統括することになる。
ゲーム部門の位置付けが引き上げられていることが伺える。わりと面白い情報だ。
NS: 公式 2013年度 連結業績概要