Comic-Con： Xboxの印象は結構よかったようなのだが・・・

Comic-Conの出展は、PS4はKnack、Driveclub、Octodad、XboxはRyse: Son of Rome、Killer Instinctだ。


Xbox OneでRyse: Son of Rome on theをプレイしたMiguel Galindo氏は、グラフィックに強い印象をうけたかと聞かれ、これまで散々にけなされてきたコンソールについてベタぼめだった。

「プレイは実にスムーズですね。コンピュータ（PC）ゲームをプレイしているというか...デスクトップとかパワフルなゲームコンピュータみたいです。本当にそう見えますし、そう感じますね。


「Q」と名乗るプレイヤーは、PS4のグラフィックについて、あるいはそれがなかったことについてこう語った。

「残念だけどKnackは、正確には言えないけれど、グラフィックが子供っぽいね。単純だし、色使いもそうだし・・・（しかし）Knackのグラフィックは絵本っぽいけど、ダイナミックなライティングに力を入れているし、気に入ったよ。」

すばらしいライティングはあったが、Knackのグラフィックスはコンソールの性能を実際に体験させるほど凝ったものではなかった。

Galindo氏もPS4について、Xbox Oneに比べて、PS4のゲームは彼の列には入らなかったと語った。

「PS4は紙の上か何かでは（Xbox Oneより）良いスペックですよね？だけどXbox Oneはもっとクールだと思う。自分が見たPS4のゲームはみな、小さな子供や、自分よりもっとナードな人たち向けみたいですよ。自分は初代PSをもっていたし、かなりハードコアなPSファンですけれども、ゲームがないので（Xbox Oneに）切り替えるかもしれません。


NS：　Techradar　　PS4 and Xbox One venture to Comic-Con for first public play-through

みらい的コメント： おもしろいのは、Comic-Conに出展していたXbox Oneは、おそらくはE3と同様に、ゲーミングPCであったと思われることだ。 理由の一つは、「GameStop Expo」に関する記事だ。 この記事には「8月のGameStop Expoは、次世代コンソールに来場者が触れることのできる最初のイベントになるだろう」と書かれている。（Xbox One, PS4 playable at GameStop Expo） CCの写真でも、コントローラからの線がXbox Oneの筐体に接続されていないのが分かる。 →左の白髪のプレイヤーの手元。 →左手奥の筐体。 またE3ではForzaのみが実機で、残りは全てPCで動作していたとEurogamerは述べている。 CCで実機をプレイアブル出展するのであれば、そのForzaが入っておらず、E3でPCで動作していたはずのRyseとKiller Instinctが動いているのは、考えれば少々奇妙なことだ。 さらにもしPCで動作しているのであれば、上のGalindo氏のコメント「プレイは実にスムーズですね。コンピュータ（PC）ゲームをプレイしているというか...デスクトップとかパワフルなゲームコンピュータみたいです」も非常に頷けるもの。むしろ全て知っていて言っているとしか思えないほどの適切さだ。（※欄でもご指摘があった通りだ） ゲーミングPCで動作していると思われるXbox Oneが来場者の心を掴んだ一方、PS4の出展は、Knack、Driveclub、Octodadだった。これらのタイトル、例えばDriveclubは（デベロッパによれば）現時点での完成度はわずか35%程度だ。 これまでの発表で常に優勢にコトをすすめてきたPS4だが、今回のComic-Conでは、Xboxがとうとう作戦勝ちをおさめ、一本返すのに成功したのかもしれない。 8月のGCでは、いよいよ両者の本気が激突することになる。 非常に楽しみだ。