UnityがWindows Phone 7へのエンジン供給を断念

David Helgason（Unity, CEO）は、UnityはWindows Phone 7（WP7）のサポートを行わないと表明した。同社は主要なゲームプラットホームのほぼ全てについて、エンジン「Unity」を提供している。

Helgason氏は、これはWP7がクローズドで、ネイティブコードが実行できないためだと説明している。

「理屈からいえば、FlashでできたことはWP7でも可能です。つまり、エンジンを作り直して、非ネイティブな環境で実行できるようにするだけなので。ですがこれはあくまでも理屈からいえばの話であって、実際には難しいのです。ものすごく手間がかかりますし、そのくせうまく性能が出るかどうかわからないですから。

3rdパーティ製のアプリケーションは、全てXNAかSliverlightといった環境で動作させる必要がある。エンジンの提供をするには、この規則に例外を設けてもらう必要があると、Helgason氏は主張している。

「MSとはずっと交渉してきましたし、WP7の初期から関わってきました。ですがMSは頑としてプラットホームを解放するのを拒んでいます。そんなわけでわたしたちはサポートをあきらめざるを得ませんでした。Windows Phone 8では、もっと開発しやすいものになっていることを希望しています。


NS：IndustryGamers
http://www.industrygamers.com/news/unity-skipping-windows-phone-7-because-platform-is-too-closed/