この記事は、2023年8月7日から2023年8月13日の経過。

 

【総括】

 まずは複視の状況。眼球運動の録画では検証できない程度の違いなんだけど、上下左右のいずれもほんの少し可動域が少し広がった。今までの可動域の限界地点から、力むともう一歩動くようになった。その、もう一歩動くようになったところだと、目に違和感というか弱い痛みがある。見えやすい・にくい距離という切り口だと、先週とほとんど変わらないけど、近く、中距離、遠距離ともに視界がクリアになった(気がします...)。彼女の子どもが小さいクッションを投げてきて遊びたがるけど、今までは本当に見づらくて申し訳ないと思いつつ回避していた。今週は思ったより苦痛ではなく、投げられたクッションをほとんどキャッチできた。

 次は脈拍。退院直後からの経過を眺めてみると、最近では起床直後の座位での脈拍は90を超えなくなってきている。筋トレ時は140くらいまで上がってしまうんだけど。本当に少しずつ回復しているのかもしれません。

 少し気になった点は、腕の内側や臀部(お尻)にできては消える皮疹。蕁麻疹というほどの量ではないけど、蕁麻疹のようにすぐに消える。数は1個2個。大きさは1-2mmくらい。ここ最近の頻度は3-4日に一度くらい。

 僕の悪い癖なんだけど、webで調べては○○の初期症状なんじゃないかと不安になって更に検索。どんどん不安になってストレスを重ねる。そして悪循環となる。いろいろ調べたけど、結果的に「1日2日を争う必要がある病気ではなさそうだし、まずは確定している病気と向き合って、その後でまだ不安が残っているなら考えよう」となる。

 

・2023年8月7日

 退院直後の歩行が不安定だったのはすっかりなくなったこともあり、少し期待していた膝の腱反射を確認してみた。You Tubeでチェック方法の動画があったので、それに沿ってチェックした。その動画のようにきれいにピーンという反応ではないものの、反応があった(後日の診察で医師が腱反射を確認してくれた)。

 このあたりで右手の甲にできた擦り傷が2週間治らないこと、口内炎ができたこと、などの不安が重なってた。その後、擦り傷は3、4日、口内炎は2日後にきれいに消失した。

 

・2023年8月8日

 特記なし。記録することがないというのは幸せですね!

 

・2023年8月9日

 士業の恩師2名が昼食に連れていってくれた。僕の大好きな蕎麦屋さん。食後に店内から外を眺めると、ほんの短い時間だけど、今までになくクリアに見えて驚いた。複視が治った?と思ったのは一瞬でした。

 

・2023年8月10日

 診察日。ギラン・バレー症候群およびフィッシャー症候群の確定診断をいただきました。詳しくはこちらを。

 

 

 

・2023年8月11日

 体調は特記なし。彼女と子どもがお泊りに来てくれて、翌日までたっぷり遊びました。

 

・2023年8月12日

 彼女たちとは昼食後に解散。少し睡眠不足だったので昼寝をして起きると夕方以降に軽い皮疹が発生。ここで冒頭に書いた検索マンの状態になってしまった。大反省。

 

・2023年8月13日

 体調は特記なし。起床してからまた検索マンに。そのせいか昼食は食欲がわかず、カロリーメイトとゆでたまご。検索マンは絶対ダメなのが良く分かった。検索マン⇒メンタル不安定⇒食欲不振や免疫低下⇒体調不良⇒検索マンへ戻る。このループになる。ここに宣言します。僕は本日をもって病気の検索マンを卒業します!

 

次に、このブログを始めて感じたことを書きます。

1.読んでくれる人がいることへの感謝

 これは僕が情報発信をしていることへの自己満足というより、症状の経過や自分の気持ちを吐き出すことでお悩み相談のように精神的な安定をもらっているということです。リアルの友人でギラン・バレー症候群やフィッシャー症候群を聞いたことがあった人は一人もいなかったから、この病気について話す相手もいなかったんですよね。

 ブログを始めたときは生意気にも「突然ギラン・バレー症候群で入院して、右も左もわからない状態の人のお役に立ちたい」などと考えていましたが、実は助けられているのは僕の方だ!と気づきました。

 

2.アクセス数の推移からわかること

 めずらしい病気について絞ったブログにしていますので、記事をアップするたびにアクセス数が増加する、毎日一定のアクセス数がある、ということはありません。とある日の夜の1-2時間の間にビックリするくらいアクセス数が伸びる、などの傾向があります。入院患者さんやそのご家族さんがご覧になってくれたのだろうと思います。少しでもお役に立てたのであれば本望です。また、その方々が安心できるように、順調に回復しないとな、という自分勝手な義務感も出てきています。

 

 今日はこの後、彼女の誕生日を祝うために二人で夕食をしてきます。昨夜発症した検索マンのおかげで食欲が減退していて、今日は栄養不足気味です。ゆっくりと会話を楽しみながら適量を摂ってきます。自分一人だと検索病の誘惑に駆られてしまいそうですので、またまた彼女に助けてもらいます。