この記事は、2023年7月10日から2023年7月16日の経過。

 

【総括】

 最も気になる症状は依然として複視。 この1週間で複視の状況にほとんど変化はなく、先の見えない不安が更に増した。

 次は脈拍。寝ているときは70台、状態が起きているときは90~100台、リハビリ(室内筋トレ)中は最高140台。

 最後に強いていうと筋力低下。上半身はほとんど気にならないけど、下半身は力弱い。下半身の筋力低下と脈拍が関係しているようだ。

 僕がこのブログを書こうと思った大きな理由の一つは、ギラン・バレー症候群とフィッシャー症候群の中で複視の予後についての情報が少ないと感じたから。タチの悪いことにサプリの通販へ誘導するサイトまで存在する。後にわかったことでけど、ビタミンB12のサプリを通販で買うくらいなら、病院で出してもらった方がいい。ビタミンB12の含有量が比較にならないです。

 

・2023年7月10日

 朝のゴミ出しついでにウォーキング。これぐらいの運動で体力、筋力が気になることはなくなった。ただ、外に出ると複視の影響が大きい。

 

・2023年7月11日

 午前中に右目がピリピリ痛んだ。おそらくこれに関連して倦怠感というか気分が悪くなった。2時間弱で痛みは自然となくなった。夕方、会社のメンバーにお願いして自宅に来てもらい、ずっと動かしていなかった車を運転してもらって、隣の市まで外食へ連れて行ってもらった。僕がお願いしたから、もちろん食事代は出したかったんだけど、退院祝いということでご馳走していただいた。本当にありがとう。

 気のせいか、かなり遠方を見るときのピントが少し合うような気がした。僕の複視に関する問題点は、定量的な記録を残していないから、どこが原因でどのくらい見えていないのかを測定していないところだと思った。次の診察で相談することにした。

 

・2023年7月12日

 眼帯を使えば複視は問題ないということで、自分で運転して美容院へ行った。

 

・2023年7月13日

 またしても午前中に右目がピリピリ痛んだ。おそらくこれに関連して倦怠感というか気分が悪くなった。先日より痛みが強かったから、陣痛剤を飲んだ(EVE)。30分程度で治まった。webで色々調べると、末梢神経の再生過程で痛みを感じるという前向きな記事と、合併症により中枢神経の炎症の可能性があるという後ろ向きな記事があった。僕の記憶だと、MRIで中枢神経への障害は否定、甲状腺の障害(バセドウ病)も否定されたから、大丈夫だと思うけど。たしか、家族の病歴で父のバセドウ病のことを話したから検査をしてくれたんだと思う。

 

・2023年7月14日

 朝のゴミ出しついでにウォーキング。入院中のはじめの一週間が寝たきりだった影響か、筋肉がかなり凝り固まっているような気がしていたから、人生初の出張マッサージをお願いした。ストレッチなど、痛みを感じることはやめてもらって、筋肉をほぐすというかリラクゼーションだけにしてもらった。これは精神的にも癒された。

 

・2023年7月15日

 昨晩は少し夜更かしをしてしまったため、朝に少し疲れを感じた。両腕の内側に小さなぶつぶつができていた。免疫グロブリン療法の副作用だろうか。痛みや痒みはなく、他の部分にはできていなかった。それでも体調は悪くなく、夕方には自分で食料を買いにスーパーへ出かけた。

 

・2023年7月16日

 朝起きると、今日は目の奥のピリピリが左目に。かなり弱かったので、無視していたらすぐに治まった。

 僕の体調が随分良くなってきたから、彼女にお願いして子どもを連れて家に来てもらった。子どもは僕が入院していたことはわかっていてくれて。手紙と折り紙で作った花を持ってきてくれた。15分もすると、おんぶに抱っこの目白押し。予定外のリハビリだった。入院中は、このまま子どもたちとは会えないかもと思っていたから、ひと目見たときは思わず涙ぐんだ。

 子どもは彼女の子なんだけど、僕にとってそんなことは関係ない。大切な子どもなんだと再確認できた。