今日のお題は、「普通に行ってますよ」いう方と、「気が進まないな」という方に分かれるだろうなと思います。

 

そして、特に後者の方に、「お伝えしたい、おせっかいでもいいから言いたい」という思いで書きます。

 

理由は色々ありますが、私の体験を通して以下の二つの目的

①辛抱強い人の更年期・月経の我慢を軽減してQOL(生活の質)を上げる

②病気の予防・早期発見する

お話ししたいと思います。

 

私は今年ちょうど50歳になったのですが、途端に月経の周期が乱れてきました。

「あれ!もう3ヶ月近く来てないな、閉経って突然なんだなあ」

とセンチメンタルになりつつ、

「でも旅行も温泉も好きな時に自由に行ける、最高やー」

と開放感を満喫していたら、3ヶ月後に普通に激しくやって来て、そのことにドン引いている自分にもびっくりしたりしました。

 

自分の状態をはっきり知りたかったので、検査をしたところ、ホルモンの数値が、「更年期入ってますよ」ときっぱり言い渡してきました。

 

一般に言われるホットフラッシュのような症状はないのですが、寝つきが悪くなり、風邪ひき始めのような倦怠感があったり、頭の付け根あたりがずーっと痛くて(私PMS(月経前症候群)でいつもこうなる)、仕事もプライベートも気が乗らなくなって困っていました。

 

そこで婦人科の先生に相談したところ、いろんな漢方薬プラセンタの注射飲み薬など効果が確認されている選択肢が色々とあることを教えてもらえました。

 

そして体質や感じ方によって症状も効果も違うし、外傷と違い本人の体感でしか分からないので、選択肢の中から自分に合うものを取り入れていくのがいいということを再確認できました。

 

私は元々、PMSがしんどかったのと、先輩方から更年期の辛さを色々と聞いていたので、10年以上前から漢方を取り入れたりしていて、そのおかげか体質なのかよく分かりませんが、今のところ、想像していたよりはずっとマシです。

 

それでも、首(頭)の痛みが継続するのはしんどいし、気分も塞ぐので注射を受けてみることにしました。薬品や化粧品は表現に規制がかかるようなので、効果を直接的には書きませんが、私はわざわざ通院してでも継続しよう思っています

 

ただ、治療にはメリットだけではなく、副作用などのデメリットがあることもお伝えしておきます。

 

例えば私の選択した注射だと、通勤や家事の合間にアクセスしやすい場所にあるクリニックでないと継続するのがおっくうになってしまいそうなこと、一度でも接種すると献血や臓器提供ができなる(ドナー側になれないけど提供を受けることは可能)ことなどのデメリットがありますし、他にもシールタイプの薬剤を使用した場合だと人によっては皮膚がかぶれてしまうこともあるようです。

 

そんなこんなを含めて、婦人科の先生とよく相談して決めることが重要です。

そしてこれは更年期に限らずPMSなど月経に関する症状についても同じなんです。

 

こんなことを書いている私ですが、婦人科検診を初めて訪れたのは30代後半になってからで、健康診断の一環でいやいや、恐る恐る受診しました。出産経験がないこともあり、私にとって婦人科のハードルは結構高かったんですよね。ネットで検索して優しそうな女性の先生のクリニックに予約を入れました。

 

行ってみたら土曜日ということもあり、待合室は人で溢れ返っていました。

お母さんと朗らかに笑う中学生らしき女の子から年配の方まで、かなり幅広い年齢層のいろんな女性たちが来ていて知りました。

「ハードルなんか、何もなかったな」

 

伝えたいことが多く長くなりそうので、今日はここまでにします。