前回の投稿から時間が経ってしまいました…。
気を取り直して。
今回は、 ①色で見やすくする についてです。
ここでのキーワードは、
誘目性・視認性・明視性・可読性・識別性
の5つです。
まずは、誘目性について。
誘目性とは、「注意を向けられていない状態でどれだけ人の目が惹きつけられるか」を表す度合いのことです。有彩色の方が無彩色よりも誘目性が高いんですが、特に高彩度色が高いみたいです。背景の影響も受けるんだそう。
次に、視認性について。
視認性は、「注意を向けて探したときにどれだけ発見しやすいか」を表した度合い。背景色と表現したい部分の色の明度差を際立たせると効果的だそうです。
そして、明視性と可読性について。
明視性・可読性は、ともに「発見された対象の理解のしやすさ」を表す度合いを意味します。
情報を指すのが、図形のときは明視性、文字や数字のときは可読性となります。
上記3つのキーワードについて、図にまとめてみました。
ちょっと見づらくてごめんなさい

お店でよく見るあれですね。
じつは、看板などにもこういった工夫がされています。
続いて、識別性について。
識別性は、「複数の対象の区別・認識のしやすさ」の度合いのことです。色を使い分けた方がわかりやすいことってありますよね。
例えばこちら。