「おう、よく来たな。だが、敬礼する相手は俺じゃねえ。あいつよ。」
@は、にやけながらこっちへ向かってくる男をさした。
「ナッズ!」
エヴレンとソラは、声を揃えて驚いた。ナッズは、着地した後汚れた手袋をはずしながら、2人の前まできた。
「ナッズさん!だろ?ったくお前らは」
呆れながらも笑みを浮かべるナッズ。
「ザフト、オーブ両国所属MS開発部
ナッズ中尉だ。よろしくな、エヴレン少尉とソラ曹長」
すると、2人はナッズに対して敬礼をした。敬礼の後、3人はすぐに会話が盛り上がり待機室へと消えて行った。
「あの3人は知り合いなんですか?」
「ああ、ナッズはクライン孤児院の子供でな、あいつらにとっちゃあ兄貴みたいなもんさ。」
