2014年にHGVCのオーナーになった有馬温泉は、今年ホクラニワイキキ隔年から、グランドワイキキアン隔年にアップグレードしました。

10月の第1弾に続き、11月早々にHGVC年会費第2弾の請求がありました。明細を2017年と比べた所、2018はクラブ年会費が相殺されています。
つまり年会費第1弾で500ちょっと請求があった内の204がクラブ年会費で、その分だけひかれていることになります。同様に2016年の明細を確認すると、クラブ年会費が相殺されていました。
2017年と同じレベルで比較した場合、隔年の年会費は以下の通りになります。(10ドル以下は伏字)

 2015年 13**.**(内クラブ年会費184)
 2017年 14**.**(内クラブ年会費199):差額+94
 2018年 14**.**(内クラブ年会費204):差額+21.68
 (2015と2017はホクラニワイキキ、2018はグランドワイキキアン)

毎年のようにクラブ年会費を5ドルずつ上げるほど、サービスが向上しているようには思えないのですが(苦笑
内訳をみると、今年は固定資産税が上がり運営費が下がっているため、差額は少なくなっています。ホクラニよりグランドワイキキアンは資産としての評価額は上がり、築年数が浅いことからメンテナンス費用が下がっていると考えられます。
日本円では為替により変動が大きいですが、1ドル114円換算で16万ちょっと(年会費第2弾だけだと約14万)、クラブ年会費が2万ちょっとなので、2年間の経費は19万弱となります。
景観にこだわらなければ、10万円程度でグランドワイキキアン1BRに家族3人が毎年4~5泊できるのは安いですね。取得費用の回収まで考えるなら2~30年かかりますが・・・

なおグランドワイキキアンは部屋数が多いため、クラブ予約も比較的取りやすいようです。もちろんピークの時期は大抵埋まっていますが、毎朝チェックしていると結構空きが出ることも多いですね。
有馬温泉も盆休みのエアに合わせ、8月10日から8月14日までクラブ予約できました。思い立ったその日にクラブ予約を取るのは難しくても、気長にチェックしているとそこそこ取れる可能性が高いと思いますよ。

正直万人向けとは思えないし、コストを回収するのは難しい(無理?)ですが、有馬温泉にはHGVCのシステムが向いているようです。いずれホクラニワイキキやハワイ島のキングスランドにも泊まってみたいと思います。

有馬温泉は今年HGVCのアップグレードを行ったため、内訳をよく理解できていませんが、来年分の管理費請求がありました。

 

2016年には2017年分の管理費が請求されていました。当時は奇数年度の隔年オーナーでしたから、1,4**.**ドルの請求でした。

2017年は2018年分の管理費が請求されるため、偶数年の物件にアップグレードした結果、ほぼ同額の請求になると思うのですが、新規購入時同様、今年はクラブ管理費とリゾートの管理費が別々に請求されるようです。

 

とりあえずクラブ管理費は、500ドル半ばでした。リゾートの管理費は、新規購入時のホクラニとほぼ同額のため、別に1,100ちょっとかかると思います。

請求書の内訳を確認して、分からないことがあったらカウンセラーに確認する事にします。

 

それにしても、今は為替が円安傾向なので、管理費の負担が重いですね・・・。

ひょんなことから2014年に、ホクラニワイキキの隔年(奇数年)オーナーになった有馬温泉は、2015年にはグランドワイキキアン、2017年にはラグーンタワーに一家3人で行ってきました。どちらも非常によかったのですが、いくつか「これはちょっと」と思うところもありました。

 

1.グランドワイキキアン

欠点というほどではありませんが、ベッドルームにバスタブがあるのは落ち着きません。また、人によっては気になると思いますが、トイレがウォシュレットではありませんでした。

 

2.ラグーンタワー

設備が古いためか、エアコンの温度調整が難しく、結局寝るときはエアコンを切っていました。特に妻には、トイレがウォシュレットなのはよいのですが、トイレットペーパーホルダーが便器背面の壁にあるためかなり体をひねる必要があること、覚悟はしていましたが洗濯機や乾燥機が各階に2つずつしかないため思った時に使えないこと、キッチンとリビング・ダイニングが廊下をはさんでいることが不評で、グランドワイキキアンの方が良かったとの感想がありました。

 

また、前回の投稿でも書きましたが2018年のGWは祭日の並びが悪く、盆休みが理想的です。ところが、8月10日(金)から8月14(火)のスケジュールにすると、一つ大きな欠点がありました。

その欠点とは、HGVCのシステムによるものなのですが、HGVCは1週間分のポイントを毎年か隔年(リゾートによっては週の前半と後半にも分割可)獲得し、宿泊する曜日により必要なポイントが異なります。具体的には、月曜日~木曜日の必要ポイントに対し、金曜日~日曜日は必要ポイントが倍になります。

 

例:ホクラニワイキキの1BRプラスは1週間で6300ポイント、月曜日~木曜日の必要ポイントは1泊630ポイント、金曜日~日曜日の必要ポイントは1泊1260ポイントです。(630×4+1260×3=6300)

 

簡単に言うと、月曜日~木曜日の必要ポイントは、1泊当り1週間分のポイントの10分の1、金曜日~日曜日の必要ポイントは、1泊当り1週間分のポイントの5分の1ですので、

 (x/10)*4+(x/5)*3=4x/10+3x/5=(4+6)x/10=x[1週間分のポイント]

という計算になります。これを2018年の盆休みのスケジュールに当てはめると、0.7xのポイントが必要になりますので、繰り越した3100ポイントではハワイアンビレッジの一番安い1BRでも宿泊できません。

火曜日チェックイン・土曜日チェックアウトの場合、0.5xのポイントで済みますので、隔年の契約でも毎年自分のホームに宿泊できるのですが、毎年都合の良い並びになるはずがありませんので、6300ポイントだとやっぱり隔年になってしまいます。

 

そのためもう少しポイントを増やしたいとは思っていたのですが、たまたま北海道旅行の時に大阪のアップグレード説明会を予約、いろいろ疑問点を質問しに行ったときに、丁度為替が108円まで下落しました。その上少し話しているうちに「こいつはものになりそうだ」と思われたのか、「今キャンペーンでグランドワイキキアンが安くなっています」とか、「あと2部屋だけ隔年の2BRプラスが空いてます!」「管理費は今と同じ金額(端数下がる程度)でポイントは9300に増えます!」「今年リノベーションでウォシュレットがつきます!」と押してきます。

 

そこでざっくり勘ピューターとスマフォ電卓で計算しました。

毎年4泊程度と仮定し、ホテルは部屋が狭くなって約20万、管理費は年間約9万で変わらず、現状だと3年に2回宿泊、もし今回アップグレードすればポイントが6300→9300で毎年宿泊可能、現在の物件購入時の価格の0.7掛けの追加費用、という条件では若干コスト回収期間(実質不可能と思います)が伸びる程度で、かなり選択肢に自由度が持てます。同席していた妻と相談したところ、グランド・ワイキキアンという選択肢が気に入ったのか、有馬温泉に一任となりました。

1分程度落ち着いて考え直しましたが、娘は来年から小学校に上がるので家族で旅行できる期間は限られていること、娘に「一番遊びに行きたいところはどこ?」と聞くと即答で「ハワイ!」と言う位非常に気に入っていることから、アップグレードを決断しました。

 

なお、現在のアップグレードの条件は、所有物件の購入費用とアップグレードの対象物件費用の差額が、1万ドル以上ある事です。また、別途手数料や契約に必要な税金等がかかります。

なお現在保有物件の下取り価格は購入時の100%です。

ということで、表題通り有馬温泉のHGVCはホクラニ・ワイキキの1BRプラス奇数年隔年から、グランド・ワイキキアンの1BRプラス偶数年隔年にアップグレードされ、ボーナスポイントを1年分の9300ポイントいただきました。必要経費はおおよそ16000ドルちょっとです。

実は前回の投稿の特典航空券獲得は、今回の投稿したHGVCのアップグレードの後で、毎年ハワイに行くための実験でした。しっかり休んでリフレッシュし、仕事を頑張ります!

 

(その他)

以前投稿したHGVCの予備知識(ポイント編)では、「繰越ポイント」を紹介していますが、ポイントルール改訂に伴い「繰越ポイント」は「レスキューポイント」に吸収され、無くなりました。吸収された当初はレスキューポイントでもヒルトンホテルの予約が可能になったのですが、先日ホテル予約は不可と改悪されています。

有馬温泉はまだ繰越ポイントがあるときに3100ポイント繰越したのに、レスキューポイントに振替えられてしまいました。まぁ、今回のアップグレードに伴い毎年クラブ予約を利用する予定ですので、実害はなかったのですが、ちょっと気に入りませんね。