公園の桜~覚書
兵庫県立美術館にて
印象派からその先へ-世界に誇る吉野石膏コレクションを。
モネの睡蓮が見たくなって足を運ぶ。
印象派の絵はどれもこれも明るい絵ばかりで、まるでその場に立ってその景色を
眺めているかのような錯覚が起きて、癒されるな~といつまでもいつまでも
1枚1枚の絵に見入っていた。
いいなぁ、と思う絵が多すぎて、図録を買ってしまったけれど
絵の迫力や吸引力は図録では伝わらないものが多くて、残念。
イチオシはもちろんのモネにシスレー、ユトリロ、ピサロ
ほとめぼれしたのはグラマンクの花瓶の花とルソーの工場のある町
忘れがたいのはドガの踊り子たちのピンクと緑、ゴッホの静物、白い花瓶のバラ
キスリングの背中を向けた裸婦
今も変わらず好きなのはカンディンスキー
と、ほとんど全て、、、(苦笑)
出口まで行って、入り口に戻り、また出口にと3回も見てしまった(笑)
でもまだまだ見たりない。
そしてとてもラッキーなことに有料でも体力があったら見よう、と思っていた常設展が
特別に無料だった。
金山平三の海辺が素敵だった。まるで波打ち際にいるようで。潮の香りがしないのが残念な。
ミレー:群れを連れ帰る羊飼い
細い月、あっさりした素朴な服装、木靴、細かい表情
好きな色でも題材でもないので身近で見なければこの繊細さには気づけなかったと
ウジェーヌ=ルイ・ブーダン
月光が美しい
これも近くで見なければ心惹かれなかった
モネ:テムズ河のチャリング・クロス橋
ピンクの雲が龍に見える明るい絵
モネ:睡蓮
植物園で睡蓮を実際に見ている気分に
シスレー:モレ=シュル=ロワン、朝のひかり
お金がなくて苦労していたという画家の絵なのにとても明るい
湖畔に立つ家や橋を実際に眺めている気分になる一枚
シスレー:モレのポプラ並木
生命感あふれる緑の木々、いくらでも眺めていられる
ルノワール:箒をもつ女
色気のある女の人
ドガ:踊り子たち(ピンクと緑)
パステルで書かれた黄緑とピンクの衣装が素敵
ピサロ:ポントワーズの橋
目の前にその景色が広がっているようで楽しい
ピサロ:ポントワーズのル・シュ
緑が目に優しい
ピサロ:ロンドンのキューガーデン、大温室前の散歩道
気候のいい晴れた日に植物園に行った時に見ることのできるきらきらがぎらぎらと表現されていた
ピサロ:ルーアンのエピスリー通り、朝、雨模様
ピンクベージュの画面にブルーグレイの尖塔が印象的
ゴッホ:静物、白い花瓶のバラ
小さいけれど印象的で明るい雰囲気の花
グラマンク:花瓶の花
華やかな薔薇
ルソー:工場のある町
小さくても印象的、丸みのある独特な深緑
カンディンスキー:結びつける緑
色も形もかわいい
カンディンスキー:適度なヴァリエーション
色と形がかわいい、そして魚みたいな形の造形が印象的
ユトリロ:モンマルトルのミュレ通りとサン=ベルナール(アン県)の家並み
若くして酒におぼれ精神的に不安定だったという人の作品とは思えないほど
明るい絵
白の時代の絵らしい
軽妙、軽やか
キスリング:背中を向けた裸婦
背中の曲線も頭の形も振り返った顔の表情も目も色っぽい
ひなげし
横山華山展覚書。
ダントツで「蓬莱山」がお気に入り。
亀の上の山水、頂上で小さな二羽の鶴が舞っていて本当にかわいい。
それから初めて山水をいいなと思ったかもしれない。
四季山水図は遠い方はぼんやりしていて、手前はマジックみたいな太い線で輪郭が強調されている。
描写が細かい。
富士山も良かった!
「桃錦雉・蕣花猫図」の青い朝顔と猫に一目ぼれして見に行くことにしたのだが
動物もかわいかった。ころんとした鶴、木に登る虎、「雪中烏図」のユーモラスな烏たち
酒盛り中の「百鬼夜行図」、かえるもかわいかった、「蝦蟇仙人図」とかとってもユニーク
白黒の祇園祭の街並みと提灯は現代の祇園祭を描いたものと言われても違和感がなかった。
時間があればもう一度ゆっくり好きな絵だけを見に行きたいなぁ、、、


