いまさらながら。
毎年11月頭に行われる、我らが山口富貴蘭会の秋季大会です。なんだか後回し癖がひどくていけんですね。とてもデキるサラリーマンになれない。
さて、どんどん展示品を紹介していきましょう。良い株を見るのは大会で見るのが一番です。
撮っていない株もあるのでご了承。
真白
展示会場のホテルニュータナカ(山口市湯田温泉)の照明が暖色系で黄色く見えますが、名前の通り白縞です。
桃山系の品種でしょうか?真っ白い縞が好きな方はやはり、桃山錦などの奄美系がおすすめです。
玉錦
西出都の小型付け変わりですね。西鶴はもっとうねるような感じで、少し趣が違います。
建国殿
いろんな変化を起こすことで、最近そこかしこで人気ですね。
これは虎になっています。
紅法師虎
昔販売したことがある品種ですね。紅法師自体は、紅無双やらを交配したものでしたかね?
だいたい、葉は長くなりますね。もっと短いイメージでしたが。
富貴殿
言わずと知れた大銘品。
これも血統といいますか、幽霊を生まない株を手に入れることが重要になります。
美術株を作るときは、幽霊は欠くことも必要になります。ただ、徐々に紺がのってくるので、しばらく様子は見ましょう。
和泉牡丹
たぶん泉牡丹の漢字違いでしょう?曙であがる天葉と、黄色い腰斑が派手な品種です。
子吹きも良いほうだと思います。
曙
大大大好きな中斑品種です。
普及品ですが、なかなか柄が揃わないですね。あまり注目されないですが、葉姿も立葉気味の肉厚なもので、一目で曙だとわかります。
横綱×南州達磨
カレンダーや園芸ジャパンにも載っている株です。持っている趣味家の方は山口富貴蘭会の会員さんです。
萩宝扇
宝扇芸は他にもありますが、萩宝扇は姿が全然違うのでわかりやすいです。山口の品種ということで、いつかは持ちたいですね。
この株も受賞歴多数の有名株です。
日向猛虎
きりっとした斑切れの良い虎です。上記の3つは同じ趣味家の株です。良いですね~~
新羅
韓国で作出された品種だったかな?細い覆輪が波打ち、独特の姿をしています。好きな品種の1つですね。
桃山香
大将軍と同じ、散斑の豆葉です。この株は総柄で派手すぎず渋さが出ていますね。
陽明門
こちらは散斑系で、短葉茎です。曙であがる天葉も魅力的ですね。
なかなか派手で美しい株が見つからないです。
名前が読めない。。。
奄美系の鴉葉でしょうか?昔よく韓国から鴉葉の奄美を輸入したのが懐かしいです。
ここ数年、僕は競りの筆記を担当しています。
そういった競りでは確実に品種が分かるものが競られるので、昨今の訳のわからない出所の株を買うより、確実でしょう。
さぁぜひ参加してください。近くに温泉もあります。来年の日程はまたご連絡いたしますね。