俳句花衣 君を映した青空よ風光る夜明け 花やぐ命咲く春深し 長雨過ぎて朝明ける君を待ち 夜露に濡れた朧月黎明や 春の雫と君が泣く春を行き 自由を映す 足跡よ懐かしき 春の陽がさす浅緑心臓のこどう早き夕暮れの夏忘れ草 あなたが宿るアガペかな夏草や 君の匂ひが露はこぶ懐しき我らが故郷 夏木陰真実は全てを赦す 露の草月草や 思い伝えし 虫がゆく夕月夜 憂いを含む薄明り手を伸ばし我は求めた冬の空笑ふ君 時を映したストーリー月草子(俳号)