けさのメジャーリーグはナショナル・リーグの優勝決定シリーズがスタート！
ロサンゼルス・ドジャースの本拠地、ドジャースタジアムで迎えた初戦は
フィラデルフィア・フィリーズが８対６で地元ドジャースに打ち勝ちました～。
第３戦に先発予定の黒田博樹選手の投球がさらに大切になりましたね！
そして明日は松井秀喜選手が所属するヤンキースのアメリカン・リーグも
いよいよ地元、ヤンキースタジアムでロサンゼルス・エンゼルスとの初戦！
明日のニューヨークは雨で気温がかなり下がるというあいにくの予報です
が、ヤンキーススタジアムは悪天候そっちのけで熱く盛り上がるでしょうね～。
さて、両リーグでドジャースとヤンキースがロサンゼルスの球団に勝てば
日本人選手が所属する球団どうしが全米一をかけて戦うことになります！
ドジャースの監督はメジャーでの松井選手を育てたヤンキースの前監督、
ジョー・トーリ監督ということもあり今から非常に注目されているんですよ～。
日本人選手が活躍したヤンキース対ドジャースといえば２００４年の交流戦！
リーグが違う両球団は６月の交流戦でなんと２３年ぶりに対戦したんですよ～。
大注目のなかで迎えた２戦目の６月２０日、ドジャースの先発はこの選手！
日本人メジャーリーガーの先駆者となったひとり、野茂英雄さんですよ～。
当時のドジャースではチームメイトに石井一久選手も所属していました！
全米では２４年ぶりとなる人気チームどうしの対戦として大注目でしたが、
日本では野茂選手と松井選手が日米通じて初対戦ということで話題に！
そしてドジャースタジアムで迎えた初顔合わせ、１回の２アウト１、２塁で
第１打席の松井選手は野茂選手のフォークを豪快にライトまで一直線！
松井選手は２ストライクからいきなり３ランホームランを打ったんです！
これだけ日米ともに注目されながら１打席目で打つなんて、脱帽です！
ドジャースファンで満員のスタジアムはどよめきが起こっていましたよ～。
これだけでも日本のファンは大興奮でしたが、この日はさらにもう１本！
しかも、もう１本のホームランを放ったのは松井選手ではないんです。
なんと松井選手の第２、３打席を連続空振り三振で抑えた野茂選手も！
５回の打席で自らホームランを打って場内を沸かせたんですよ～。
しかも野茂選手のホームランが飛んだのは松井選手がいるレフト！
あきらめて足をとめた松井選手の頭上を越えて入ったんですよ～。
野茂選手は２回から７回までヒット１本におさえる好投でしたが、
試合のほうは１回表に４点を入れたヤンキースが６対２で勝利！
ドジャースの２点のうち１点が野茂選手のホームランだと思うと
もう日本のファンとしては興奮せずにはいられない試合ですよね～。
ちなみに、ヤンキースとドジャースの組み合わせは全米一をかける
ワールドシリーズでの最多カードであり、実現すれば１９８１年以来！
今まで１１回の対戦ではヤンキースが８回で全米一に輝きましたよ～。
今季のワールドシリーズ行きの切符をかけた戦い、楽しみですね！
written by Yukko
