晋くんの家の話を全部訊いた。
晋くんの嫁は、子育てを放棄しかけている状態。
面倒なのか、登校拒否してる子供に真っ向から向かい合おうとはせずに、
非営利団体にお金払って、マニュアル通りの対応を子供にしているだけ。
単身赴任の晋くんは、ずっと、月に1・2度しか帰っていない。
家での晋くんは 感情を表に出すこともなく、淡々と、犬と少し遊んでるだけの存在 だそうだ。
食事中に団欒することも、ないのだと言う。
でもそれが、晋くんが造り上げてきたおよそ20年の形なんだそうだ。
そんな家を、思いきってテコ入れするのならば、
自分の単身赴任を辞めて自宅基点の生活に変えなくてはならない。
真剣に考えればそうすることが正道だと思うけれど ズルいことを承知で話すけど
今はまだ 結と居たいんだ 結との時間を過ごしていたいんだ と言う。
私は聖人君子ではないから、ズルさでも選んでもらえるのなら、それはうれしくてたまらない。
そして晋くんは 俺 結が居なくなったら 本当にどうしていいか わからなくなると思う と言う。
この言葉は、今の付き合いには最上級に近い言葉なんじゃないかなあ。
たまらなく、9つも上の晋くんがかわいくて。
晋くんのどこが好きなのか、私自身正直不明なことがあるんだけど、
そんなことはどうでもいいことかも。求められるだけで、うれしいもん。
今朝、晋くんを見送って。その後、移動中は電話で話した。
二人で成長していって より良い付き合い方ができたら それが一番いいよね
うん。そうだよね。
どっちがどうとかじゃなくて。
きっと、私にも、晋くんが必要なのかもしれない。大きく気付いてないだけで。