1-2。
韓国に負けました。
日本語って美しいもの、で
「惜しくも」とか「あと一歩及ばず」とか
いろいろ修飾語をつけられるんだけど
結果はひとつ、負けは、負け。
今は悔しくて悔しくて。
負けることがこんなに悔しいとは
本当に久しぶりに感じました。
自分のことでなく、他人のことで、しかも
スポーツを見て悔し泣きをするのは
久しぶりです。胸が痛い。
とにかく韓国の粘り強さは素晴らしいです。
投手を細かくつないでやっと1本の線になってきた
日本の打線をすぐに断ち切る。
チャンスをチャンスにさせない技術と
堅い守りは
機動力がないとかそういうネガティブなものを
払拭してあまりある素晴らしい内容。
強いチーム、です。
一次リーグ、二次リーグ通じて
無敗は韓国ただ1つ。
おめでとう!韓国チーム。
日本ベンチで
試合終了のとき、イチローくんは何か叫んでました。
それはきっと悔しさ、の塊。
ベンチの中は悔しさをかみ締める選手ばかり。
一人二人と去る中で
最後にベンチを去ったのは
川崎選手とにっしー。
ふたりとも目にいっぱいの涙をためていた。
どんなに悔しかったか。
俊ちゃんの投球は回を追うごとに素晴らしく
サトのリードもいつにもまして強気で(笑)
すごく楽しそうだった。
スンちゃんをインコース攻めにしてるときなんか
TBSの解説の衣笠さんが「やめておけ~」って
悲鳴上げてたり(笑)。
俊ちゃんの「世界最低」の投球は
アメリカメディアにどう写っただろう?
それを思うとどきどきする。
どちらも譲らない、ライバルと呼べるにふさわしい
相手と互角に真剣勝負をするということが
こんなにも苦しく、そして楽しいということを
身を持って教えてくれた選手たち。
そして改めて野球というスポーツの奥深さ、楽しさ、厳しさを
教えてくれたこの試合。
昨日の勝ったメキシコ戦よりも
あのアメリカ戦よりもずっとずっと記憶に残る
素晴らしい試合になりました。
ミスや反省点を分析して改善するのは
プロに任せて
今だけ泣いててもいいですか?
選手たちはきっとおおっぴらには泣けない。
その代わりといってはなんだけど・・・。
でも王監督は諦めてないみたい。
共同記者会見で「18日にまたやるときに借りを返したい」って(笑)。
ほんの少しでもある望みなら
やっぱりもうちょっと夢見ていたい。
敗戦の悔しさと
自力で決められなかった不甲斐なさに
今だけ泣いて、
あとは神様に任せよう。