うつと自律神経失調症　「身体からのアプローチ」

前回うつや自律神経失調症に対しての間違ったイメージをお伝えさせていただきました。

多くの方が、「精神的に弱いから」「性格に問題がある」と勘違いされており、

実は身体に問題があることがほとんどです。

そしてうつになる身体には３つの特徴があるといわれています。

① 筋肉の緊張

② 頭蓋骨の歪み

③ 背骨・骨盤の歪み

まずは「筋肉の緊張」

実は筋肉の緊張には2つ原因があり、ひとつが「感情を抑えることによっておこる緊張」

もう一つに「自律神経的な緊張」です。

怒りや悲しみ、不安や恐怖を感じているときに、その感情を抑え込むときには筋肉は緩んでいないですよね？

知らず知らずのうちに首や肩周りの筋肉の緊張を引き起こしています。

また、人はストレスを感じていると自律神経の交感神経が優位に働き、身体の筋肉を緊張させます。

人の脳は「ストレス＝生命の危機」と感じるようにできており、筋肉を緊張させ対応させようとします。

これらの原因で、身体の筋肉を緊張させ、うつや自律神経失調になりやすくしてしまいます。

次に「頭蓋骨の歪み」

頭蓋骨は前頭骨や後頭骨、側頭骨や頭頂骨などの23個の骨がパズルのように組み合わさって「頭蓋骨」を形成します。

1899年ウィリアム・サザーランドにより頭蓋骨が動いていることが発見され、

頭蓋骨の動きはポンプのように動き、脳脊髄液という液体を循環させています。

この脳脊髄液の循環が低下すると脳の機能が低下し、うつや自律神経失調症を引き起こすといわれています。

そして最後に「背骨・骨盤の歪み」

骨盤の上に背骨が乗っており、背骨の上に頭蓋骨が乗っかっています。

骨盤の左右の歪みにより、背骨が歪み、そして頭蓋骨が歪みます。

骨格の歪みがあると筋肉が緊張し、自律神経の交感神経を優位に働かせることとなります。

当院にご来院される患者様の多くが、この3つの特徴をお持ちです。

このことから、当院ではカイロプラクティックや鍼灸治療などの様々な施術で身体にアプローチを行い、

うつや自律神経失調症に対しての施術を行っています。

新型コロナウィルス流行により、当院では様々な対策を行わせていただいております。

院内掲示でも対策の方をお知らせさせていただいております。ご来院の際は必ずお電話もしくはメッセージなどからご予約をお願い致します。

ご予約はお電話もしくはネットでもお取りする事が可能です。