こんにちは。私大の合格発表の季節ですね。
ちょうど僕もこれくらいの時期に合格の2文字を見ることができ、喜んだのを覚えています。
合格された方、まずは本当におめでとうございます。受験で疲れたでしょう、どうぞごゆっくり休んでください。
そして、ようこそ陰者の世界へ。
自分は高校などで友達がいたから大丈夫、と考えてるそこの君。ブログを閉じずに僕の話を聞いてくれ。
現高校3年のあなた達は、まもなく長い春休みを迎える。志望先によっては春休みに勉強をする者も当然いるだろうが、ひとまずあなた達の高校生活は終わる。
で、この春休みで、あなた達が周りの友人達とどれほど親しい交友関係を築くことができたのか、残酷なほどに試されることになる。
はい、質問です。
「春休み、友達と遊ぶ予定はありますか??」
「この春休み中、何回友達と遊びましたか?」
うん、もう分かってるから。答えなくて良い。
ゼロ、若しくは1回か2回ってとこかな。
安心して良い。僕もそうだった。
僕には中学時代からの友人が僅かにいる程度で、高校卒業後の春休みはそのうちの1人と自動車学校に通うだけの毎日だった。
もう薄々自覚はあるでしょう。
あなた、友達が少ないor居ないんですよ。
まさか自分が、って思ったでしょ?
僕も最初は受け入れ難かった。分かる。
僕自身は高校時代、野球部に所属しており結構充実した高校生活を送っていた。
クラスでは割といろんな人と喋っていたし、部活仲間ともよく遊びに行っていた。あの時は楽しかったなぁと今でも思う。
しかし、それは「クラス」や「部活」といった一定のコミュニティがあったからこそ、そういうイベントが発生していただけだったのだ。
部活を引退し高校を卒業すれば、一旦はそれまでの全てのコミュニティから抜けることになり、人との関わりも薄くなっていく。「同一のコミュニティに所属していたから」という理由だけで表面的な人間関係しか築けなかった僕は、受け身な性格も相まってどんどんどんどん人間関係が希薄になっていった。
「自分はクラスや部活で話す友達がたくさんいたから大学生活は楽しめるはず!」と思っているそこのあなたも、こういう状況に陥る可能性が充分あるのだ。
長い前置きになったが、今回はそういう状況になってしまった、またはそうなりそうなあなた達が、大学生活で失敗しないためにはどうやって立ち回ればいいのかを、実体験を踏まえてお話ししていく。
1、サークル ゼミ バイト このうちのどれか 2つはやっておくこと
これがガチで一番大事。これをやらないとガチでスッカスカの学生生活になる。
いいか?あなたが公園でひとりギターを抱えてうずくまっていても、虹夏ちゃんが声をかけてきてバンド仲間ができるなんてことはありえない。
現実を見ろ。目を覚ませ。
ウサギってさ、寂しいと死んじゃうっていうじゃん。それ人間も一緒だから。人と関わらない期間が続くとマジでメンタル病む。家でYouTubeショートを垂れ流すだけの時間は、何も解決してくれないのだ。
まさか大学生になってウサギの気持ちを理解することになるとは思わんかった。
ゼミもめんどくさがらずちゃんと履修しよう。
できれば自分の興味あるゼミを選ぼう。絶対に将来の役に立つはずだから。
サークルも、しっかり探せば自分に合うモノが必ず見つかる。無理してテニスサークルやバドミントンサークルに入る必要は全くない。そういうサークルは一部の陽キャが輝いているだけで、裏には無数の屍が転がっている。
ちなみに筆者は、「リア充サークルといえばテニサーだろ!」とのこのこと新歓に顔を出したが、突然先輩たちが、「みんな今からそれぞれ女子にナンパしてこい!」と言い出し、ヤバそうな雰囲気になったので、速攻逃げた。そんでその数日後何故か会費を支払わされることになり、学生会館に2000円を持っていくと、ギャルの先輩に、「君いくつ?貫禄あるねーwww」(当時178センチ75キロ)などと言われ、普通に傷ついてLINEグループを抜けた。2000円返せよ。
と、こんなことがあり心が折れ、サークル入会の機会を逃した。みんなはこうならないようにしようね。
2、授業でウケを狙うな
言わずもがなだ。ガチでやめろ。
中学時代大人しかったやつが、高校になるとうるせぇ奴になってるみたいなパターンは、あなたたちも見てきたはずだ。
そういう奴って、大抵面白くないよね?
人間の性質というものはそう簡単に変わるもんじゃない。無理して面白い自分を演じようとしても他人からは簡単に見抜かれるものなのだ。あなたはあなた本来のキャラクターを大事にすべきだ。
ちなみに筆者は、入学して間もなく英語のオンライン授業でウケを狙って明るいヤツを演じていたが、のちに対面授業にシフトした際に数名の女子が「私あの人苦手」とこちらを向いて言っているのを耳にした。
本当にやめとけよ。マジで。
3、趣味を作れ
大学って、結構暇。特に文系はね。
であなたらは友達がいないので超絶暇になるよ。
そんな時間を豊かにしてくれるのは趣味だ。若いうちに見つけておこう。
ゲームでも漫画でもドライブでもなんでもいい。ちなみに僕は筋トレにハマりました。
半年くらい続けると結構いい体になってきて自己肯定感上がる。オススメ。
最近バイトがない日はいっつも近所の市営ジムに通っている。
4、勉強を頑張れ
大学生になって、まだ勉強?と思ったあなた。
どうせ暇でしょ?なら、なんか勉強しときましょうよ。
資格試験とかでもいいし、大学の勉強でもなんでもいい。
筆者自身、暇な時間が多いからTOEICの勉強とか、定期試験の勉強には割と力を入れていた。
大学の上位5%に食い込むくらいの成績は取れたし、TOEICも三ヶ月くらい毎日1時間ずつ勉強したら735点ぐらいまでのレベルには到達できた。
もうすぐ僕にも就活が始まるので、こういうところを武器にしていきたいと思う。
コツコツやる習慣を身につけておくことって本当に大事。
実際僕の大学の友人にも宅建や行政書士に受かってる人がいた。
将来に役立つことを今のうちからやっておきましょう。
5、友達と切磋琢磨する
できれば、向上心がある人、努力家な人と交友関係を持ってほしい。まぁここは運の要素も大きいので難しいことは百も承知だが。
僕がこう言うのにはもちろん理由がある。
筆者が始めて大学で知り合った子は、司法試験合格を目指している子だった。彼は勉強に対してすごく熱心だったから、僕もそれに触発されて大学の勉強を頑張ることができたからだ。
個人的には、怠惰な奴とつるむのはオススメしない。
朱に交われば赤くなるとはよく言ったものだ。
大学にはいろんな奴がいる。もちろんいろんな人と仲良くなるのは結構なことではあるが、付き合う人間はある程度選んだ方が良いと思う。
6、受け身はやめろ
最後になるけど、これもかなり大切。自分から積極的に話しかけてみよう。
先ほど無理して明るく振る舞うな、と書いたが、受け身で引っ込み思案な自分が嫌ならそれを変えていく努力は必要だ。
授業で席が近くなった学生に、ぎこちなくても話しかけてみることは悪いことじゃない。
相手も話しかけられて悪い気はしないだろう。
話題もなんでも良いと思う。
「出身どこ?」とか、「なんか部活やってた?」とかね。ありきたりな内容でも十分会話できる。
自分もそんな感じで、少ないけど大学での友達はできた。
ちなみに一番最初に知り合った子とは2年経った今でもプライベートで遊びに行ったことはない。
以上、長々と書かせてもらったが、今のあなたたちが少しでもマシな大学生活を送るためにはこれらを実践するほかはない。あなたたちと同じような状況に陥った僕が言うんだから間違いない。
どうか、どうかみんなが楽しく大学生活を送ることができますように。