みなさん。おはようございます。
sedoです。いやー、最近本当に暑いですね。
僕の大学でも、ようやくエアコンが解禁されました。暑さに負けず、頑張りましょう!
と、いうわけで今回はドラゴンボール映画新作、ドラゴンボール超 スーパーヒーローの感想を語っていきたいと思います。
もちろん、僕はあらかじめ前売り券も買い、クリアファイルもゲットして、準備万端で公開日当日の朝一に観にいきました。ネタバレされたくなかったし...
(案の定、youtubeに映画泥棒のネタバレ盗撮動画アップされてて草。早く捕まれカスが)
この映画、結構賛否両論あるみたいですが、とりあえず、僕にとっては最強の神映画でした!!
以下詳しく語っていきますが、ネタバレを大いに含むので、まだ観てない方は、しっかり楽しんできた後に、このブログを覗いてやってください。
以下ネタバレあり!!!!
はい、大丈夫でしょうか。では、この映画の良かった点・凄かった点、ちょっと不満だった点を語っていきます。
<良かった点、凄かった点>
・大迫力の3DCG
いや、本当に凄かった。映画公開前は、この点について心配してる人が結構いたようですが、僕はドラゴンボールのスタッフなら、絶対に3DCGをフル活用したド迫力バトルを魅せてくれると信じていました。
で、その期待を大きく上回る最高のバトルシーン。なにより3Dだから、自分がまるでドラゴンボール世界の中に入ってバトルを見ているかのような感覚になります。あの、土砂降りの雨の中でガンマ一号と悟飯が戦うシーンとか特に大好き。雨の質感とかもリアルだし、薄く光るレッドリボン軍の看板とかもカッコよくて、本当にめちゃくちゃ良かったです。打撃の重さも伝わってきたし、前作のブロリーに匹敵するくらいの素晴らしいバトルでした。
・日常シーンの描写
ピッコロさんがビーデルと電話しているところ、ぬいぐるみの件、レポートに没頭してパンを迎えに行けない悟飯へのピッコロの叱責シーン、パンとの修行など、ドラゴンボールファンがニッコリするような日常シーンが沢山盛り込まれていました。悟飯とピッコロの絆の強さを改めて実感できると思います。
あと、日常シーンとバトルシーンのバランスも凄く良かったです。観る人を飽きさせない、制作側の工夫があると感じました。
・ガンマ一号、二号
初めてこいつらの姿を見たとき、「えぇ...」というネガティブな気持ちになったものですが、映画を観ると180°それがひっくり返りました。
神谷さんと宮野さんの演技も素晴らしかったし、実際動いてみたらなかなかカッコよかった。
でも、何より好きになったのは、彼らのキャラクターですね。悟飯、ピッコロとの戦いの中で、正しい正義とは何かと心の中で葛藤して、そこで見出した本当の悪を討ち倒すために戦う姿にはジーンとくるものがありました。あと、二人がヘド博士の事が大好きだったのもグッドでした。博士を助けるためにセルマックスに突っ込んでいくあのシーンは、誰もが痺れたことでしょう。
特にガンマ二号、、、
お前ホンマ、、、泣かせんなよ、、
めっちゃかっこよかったぞ。
ドッカンバトルさん、二号の最後の突撃シーン、最高のアニメーションで再現してくださいね。
・言葉遣い&流血
近年、子供への影響が懸念されて、言葉遣いとか流血シーンとかが規制されつつありますが、この映画では、そういった表現をできる限りやりたいというスタッフの意思が伝わってきました。
「死体はちゃんと確認したのか?」とか「死んでもらうことに計画を変更したよ」とか、「半殺しにしてやる」といった感じの、ドラゴンボールらしい、いい意味で汚い言葉遣いがあったのはよかったです。
やっぱり、流血含めてこんな感じの表現があった方が緊張感が出ますもんね。ナイスでした。
・回想シーンの神作画
映画の冒頭での悟空とレッドリボン軍の戦いの回想シーン、また人造人間編の回想シーンの作画は本当に神でした。とくに超ベジータめちゃくちゃかっこよかったですよね?もうこの時点で観に来て良かったなって思っちゃいました笑
古参勢をワクワクさせる演出でしたねー!
・チライ
かわいい。いい。以上。
・ビーデルさん
素晴らしい。さすが皆口さん。以上。
・18号
素晴らしい。大人のアレが。以上。
・ブルマ
けつ。いい。以上。
・ウイスさん
僕、ウイスさんのキャラクターと、声が結構好きなんですよね。今回の映画でも、あの掴みどころのないキャラクターはブレてなかったし、強者感も出ていたのでポイント高かったです。
・ピッコロさん
悟飯と並ぶ今回の主役。主役に恥じぬ、大活躍でしたね。やっぱり、臨機応変さと頭脳が求められる潜入作戦はピッコロさんにしかできないわ。敬語を使うピッコロさんや、焦ってるピッコロさんは結構新鮮さがありましたね。本当にいい役回りだったと思います。
ほんで、今回はついにピッコロさんも覚醒。
オレンジピッコロは...うん、、後述します。
ただ、巨大化とか、腕伸ばしたりとか、その他ピッコロさんの原作の設定は映画でもしっかりと盛り込まれていたので、ピッコロが好きな僕にとっては満足できる内容でした。
ピッコロの保護者色が強くなっているのも微笑ましいですね。まあ、ピッコロさんって原作の頃から悟空よりパパしてたし。当然っちゃ当然か。
悟飯に怒るシーンとか見てると、やっぱり、ピッコロさんはまだまだ悟飯を気にかけてるんだなってほっこりしましたよね。とてもよかったです。
・悟飯ちゃん
うん。最高にかっこいい。ほんと、悟飯が出てきてるところは鳥肌立ちっぱなしでした。やっぱりめちゃくちゃ強いですわこの子。
パンが誘拐されたことを知った時に、家を傾けるぐらいブチギレたところがすごい好き。あそこは悟飯の強さがよく表れたシーンだと思いました。
大雨の中戦う悟飯もよかったし、アルティメットへ覚醒するときに一気に空が晴れる演出なんてもう最高でしたよね。あのバチバチ感、たまらねぇ。ガンマ一号を圧倒するシーンも素晴らしい!!
普段はちょっと気弱な青年だけど、キレると超強い。なんかちょっとなろうっぽいけど、悟飯にはそんな感じのキャラクターが似合ってるよ。
そしてついに新形態のお披露目。ピッコロさんがボコボコにされて、界王拳片手持ちされた直後、原作さながらのブチギレ演出が入りました。劇場全体に「キタ!!」って感じの雰囲気が溢れていたのが印象的でした。
悟飯が叫び始めた瞬間、僕の周りにいたドラゴンボール好きのおじさまたちは座席から身を乗り出していました。息を呑んでる人もいましたね。
新形態を観た時は、僕は素直にかっこいいと思いました。赤い目と銀髪は、結構悟飯に似合っていたし。髪型やオーラが超2なのもスタッフの原作愛を感じられました。
一瞬、身勝手覚醒か!
なんて思ったけどそんなわけなかった。いやそれでいいんです。身勝手安売りされるのやだし。
ただやっぱりイキるのは相変わらずでした。
セルマックスの攻撃にビクともせず「この程度か?」って煽るのは確かにカッコよかったけど、相手は知性がないからそんなの意味ないし、ピッコロさんが呼びかけなかったらお前ずっとそのままイキッてただろ。いい加減セル編、ブウ編から学べ。そんなだから上映終わった後、後ろのキッズたちに「イキリ飯」なんて言われんだよ。
とまあ結構言いましたけど、なんだかんだセルマックスを圧倒するシーンは痛快だったし、「さすが悟飯」の一言でした。
そして、この映画最大の見所といってもいい、悟飯の「魔貫光殺砲」。
溜めてるシーンの演出は本当に圧巻の一言。バチバチビリビリ感が半端なくやばい。これ、ドッカンバトルで再現すんの超大変そうですね。お松がんばれ超がんばれ。
当然、撃つ瞬間も超絶かっこいい。3DCGがフル活用されていたので、悟飯のパワーと、魔貫光殺砲の威力のとんでもなさがスクリーンからビシビシ伝わってきました。鳥肌もすごかった。
悟飯の鬼気迫る表情もナイスでしたよねー!
「こっそり練習したことがありました」なんてセリフも悟飯らしくていい。
何度でも観に行きたい、そう思えるような素晴らしいシーンでした。
<ちょっと気になった点、不満だった点>
・セルマックス
いや、暴れ回るだけかーい。知性ないんかーい。そんで完全体なしかーい泣
セルの完全体、観たかったなあ...ってのが正直な気持ちとしてありました。第二形態で登場したから、これは完全体くるやろなぁ...ってワクワクしてたんですよ、、
セルが大爆発したあと、「実はまだ生きてて、ガンマ一号かなんかをぶっ殺して完全体にパワーアップ」みたいな展開を期待してましたけどそんなこともなく。
イケメンで、スマートなセルとのバトルシーンをあの映像で観てみたかったなぁというのが心残り。
ただ、若本さんの声量は健在でした。
登場してからの初っ端、
「アァァァァァァ!!!」
これは笑うw
そのあとも、劇場では
「ぶるぁぁぁぁぁぁぁ!」
「ぐぅおぁぁぁぁぁぁ!」
「ゴァァァァァァァァァァァ」
みたいな感じで劇場に若本さんの絶叫がこだましておりました。
中でも1番爆笑したのは、悟飯の魔貫光殺砲をくらったあとの、
「アェェェェェェ〜↑↑↑↑(高音)」
くそおもろかった。絶対楽しんでやってるんだろうなぁ。
・神龍のおまけ
正直、ハルクみたいなオレンジピッコロの見た目はそんなに好きにはなれませんでした。シャープな感じの見た目が、ピッコロさんのいいとこなのに。あんな化け物にしちゃうのはちょっと...
まあ、セルマックスと戦ってたところはカッコよかったし、そのうち見慣れるのかも。
まぁ、第一印象は微妙、てとこでした。
ごめんなさい。
あと、神龍。あなた潜在能力解放もアップグレードせんとできんのかい。それくらいは、デフォルトでできるようにしとけ。
・戦闘シーンでのギャグ
ギャグ自体は良いんですけど、それを戦闘シーンで持ってくるのはいただけなかったです。
ガンマ一号「あと82%エネルギーがあるで」
アル飯「マジかwww」
違うのよ。俺はそういう動揺とかお笑いなしで容赦なくクールに戦う悟飯がもっとみたいのよ。
そういう意味で、もう少しメリハリが欲しかったですね。
でも、ゴテンクスのフュージョン失敗に動揺するピッコロのシーンは好きでした。
なんか、ちょっとほっこりしましたよね。
・主題歌なし
僕 「お、そろそろ映画終わりそうやな..」
「くるぞ、、、!主題歌来い、、!」
スクリーン暗転
デデドン!ドン!ドン!(絶望)
あ、、、主題歌ないのね、、、
僕は、上映終了後にもう一度主題歌を聴いて余韻に浸るのが好きなので、そこはちょっと残念でした。blizzardとかめっちゃ聴いてたし...
ただ、エンドロールで流れてた映画内音楽は改めて聴くと、壮大感があってめちゃカッコよかったし、オマケみたいな感じで後日談もちょこっと描かれていたので、観ていても飽きない、工夫がなされたエンドロールだったと思います。
・パンの声
皆口さん、大丈夫か!?って思うくらいなんか苦しそうな声だったような気がします。こんな声だったっけ?
「パパ、がんばれー!」とか、「逃げ、るなー!」のシーンとかは結構違和感があったかも。
ビーデルさんの声はすごくいい感じだったんですけどね。
皆さんもそう思いませんでしたか?僕だけ?
まあでも、パンちゃん可愛かったし、ヨシ!!
・悟空のアホキャラ化
ビルス様の星で修行するワンシーンで、瞑想するベジータに対して悟空がいちゃもんつけるのはいただけなかったです。
ウイスさんもそこで、「馬鹿みたいに体を鍛えることだけが修行じゃない」なんて言うのもな...
そもそも悟空は幼少期から亀仙人やミスターポポの下で、武術の大切な要素である精神の鍛錬なんてのはやってきたわけで。特にセル編では瞑想とかしてたじゃないですか。
悟飯と精神と時の部屋で修行したときも、ちゃんと自身や悟飯の疲労の度合いを見極めて、「休むときは休む」と言った感じで、頭使って修行してる描写もたくさんありましたよね。
まぁ、超が始まってから、悟空のアホキャラ化についてはさんざ叩かれてきたので、今更感はありますが。
彼の意外と頭脳派な一面も、大切にしてほしかったです。
<総括>
ここまで、長年のドラゴンボールファンからみた良い点、不満点について長々と語ってきましたが、冒頭にも書いた通り、本当に素晴らしい映画でした。劇場にはいろんな世代のお客さんがいたし、みんなの興奮や息遣いが凄く伝わってきました。やっぱり、まだまだドラゴンボールは愛されてるんだなって思いましたね。
実は、もう既に僕はこの映画を2回観ています。
このブログを書いてる途中で2回目を観に行ったので、そこで改めて感じたことなんかも書き加えています。
一回目を既に観たよ、という方も、是非ニ回目を観に行ってみて下さい。より冷静に映画を観られるので、新しい発見がたくさんあると思います。
あと、少しでもドラゴンボールに興味がある友達がいれば、是非誘ってあげてください。僕にも、観るかどうか迷っている友達がいるのですが、絶対に連れて行くつもりです。
観て後悔するなんてことは絶対ないので。
全然関係ないですが、グッズに5000円くらいお金かけちゃいました。
でも、それくらい魅力的な映画でした。
是非、皆さんもコメントで感想を共有してくださいね。
それでは、長文に付き合っていただきありがとうございました!!
またお会いしましょう!!