今日もバックステップ用パーツを作りました。
5mm厚のアルミ板をジグにネジ止めして、L字のパーツを8個切り出します。
2ヶ月ほど前に作った最初のジグなのですが、今加工してみると実に問題の多い配置ですね~(泣)。
前回は、OneCNCのHSM高速加工オープン型というポケット加工で外側からちまちま削っていました。
今回は溝で切り落として一気に時間短縮を狙ったのですが...
パーツ間の距離が微妙に近くて径の大きなエンドミルが使えず。
その割りに外枠の余り部分が大きくて、何度も削る必要があり。
溝で切り落とそうにも中に小さな島が残ってしまうため危なくて。
というわけで、あきらめました。
HSM高速加工というから短時間で削れるのかと最初は思っていたのですが、テーブルは高速で動かせるものの加工時間はあまり短くなりません。
特に最悪なのがエンドミルよりちょっと大きな溝の切削。円運動をしながら削るので、実際に削っているのは移動距離の約半分。送りを倍にできたところで加工時間という点からはあまり意味がないように見えます。しかも小さな往復運動の繰り返しでネジに悪そう。まあ、工具のダメージなどにはメリットがあるのでしょうけどね。
だったら普通のオフセット加工でガーッと行けば、という話もあるのですが、それはそれであまり都合のよくないパスを生成してしまうこともあって、使えたり使えなかったり微妙です。
ジグを作り直したいとも思うのですが、あと3ヶ月くらいたったら、また作り直したくなっているような気がします。もうちょっと我慢ですかね(笑)。
