おじいさんの庭 | セダムのひとりごと
うちの庭は、カイヅカイブキとドウダンに囲まれているので
地面はけっこう日陰になります


そんな日陰では、どういう植物がいいのかなあと調べてみました


○半日陰を好む植物(宿根草)
  ・ホトトギス ・ホタルブクロ ・ムラサキツユクサ
  ・エビネ   ・ギボウシ   ・ミヤコワスレ 
  ・ヤブラン  ・リュウノヒゲ ・シュウカイドウ・


○半日陰でも耐えられる植物(樹木)
  ・ツバキ   ・サザンカ   ・モクセイ 
  ・ナンテン  ・センリョウ  ・マンリョウ 
  ・ヤツデ   ・ヒイラギ   ・クチナシ

とありました

なんと、青い字のものは
すべてうちの庭にあるもの(もしくは、あったもの)



びっくりです!


和風の庭のスタンダードなものばかりなのだろうけれど
それにしてもこんなに・・・・

適当に植わっていたのではなかったんだ




私が3歳の頃今の家に越してきて
それから両親が庭造りをしていたのですが


忘れてはならない存在が
「おじいさん」


多分、近所に住んでいた「おじいさん」

わたしは「おじいさん」と呼んでいたので、
名前を知りません


幼稚園から帰ってきたり
遊びに行こうと玄関を出ると

よく、おじいさんが
うちの庭にいて
そして、なにか植えていたりする・・・・



私が母に
「お母さん、おじいさんがいるよ~」と言うと
母が、おじいさんにお茶を出して縁側で話したり・・・

そんな光景がよくありました




なので、うちの庭の多くは
「おじいさん」の木や草花の訳です



自分が大人になって
こうして思い出すと
なんだか不思議な気がします



どうして、よその家の庭を、つくっていてくれたのだろう?



でもこうして、ちゃんと、
日陰に合う草木を植えてくれていたということは
それなりに庭造りを知っている人だったんだなあ、と思います



ちょっと今の時代では考えられない


古き良き話です