私たちSEDAは、女性支援をしようということで仲間が集まりできた団体です。

女性支援と言っても幅広いです。

 

仕事と家庭の問題。仕事と家庭と介護という問題。義理家族との問題。パートナーとの問題。子どもの問題。家計の問題。きりないですね。

男性も同じような問題は抱えます。

 

ですが、やはり仕事が中心となり、特に介護などは具体的に担うのは女性が圧倒的でしょう。

(厚生労働省「国民生活基礎調査」(令和4年)では、主な介護者の性別割合は女性68.9%、男性31.1%というデータもあります)

その中でも人として尊厳的なことが傷つき、その支援が必要なのはDVの被害によるものだと感じています。

DVは親密な関係性の中で起きる暴力です。(本質は相手の支配です)

暴力は心身共に傷つきが大きく、後々まで大きく影響し、人格や人生に影響します。

 

夫婦間であれば、子どもに特に大きく影響します。

子どもの脳の発達に影響が大きいことも言われています。

 

日本心理学会による友田明美先生の発表で言われています。

 

 

面前DVの影響の大きさ、その中でも身体的暴力はもちろんですが、『罵倒するなど言葉の暴力もあるが,こうした「言葉によるDV」を目撃してきた人の方が身体的DVを目撃した人より、脳のダメージが大きかった』と発表されています。

女性の支援の中でも、以上のことを見てもDVの影響下にある女性たちの支援は意味あることで求められていると思っています。

女性たちに対しての直接支援も絶対的に必要です。


DV被害は周囲から孤立させられ、パートナーの支配下、行動範囲や人間関係を制限されがちで外の関りや情報が遮断されがちで、支援に届きにくいという状況になりやすいです。

パートナーの考えと同一化していくようになるというか、そうならないと生活や生きていくことができなくなってしまうからです。

 

本来は別人格なのですから、パートナーの言うとおりにする不自由さ窮屈さを感じつつも、言うとおりにしないと空気が変わったり、緊張したり、怖かったりなど、負の違和感による本来の自分を押し殺すようにしないと生きていきにくいです。

そのためDV被害者女性の支援をしていこう、その手法として以前から公的には女性センターや男女共同参画センター、配偶者暴力相談支援センターなどで実施されています。

それに比べ、DVの加害をする人への対策はまだ手薄です。

加害をする人がいなくなれば、被害者はいなくなります。

被害者の支援とともに、加害をする人がいなくなる、加害をする必要がないことを学ぶという支援をSEDAは必要と感じ実施し続けています。

暴力をする人、加害・支配をする人も決して幸せではないと思います。


確かに自分の思い通りになっていると思うと気分はいいのかもしれません。

 

ですが、パートナーがメンタルをやられたり、子どもの発育や発達に課題が出たりすると、それは幸せとは言い難いのではないでしょうか。

なので加害、暴力でのコントロールでは本物の幸せは得られないので、

 

「誰もが自分らしく生きるられるために」をモットーとしているSEDAの活動は、加害をする男性にも暴力やコントロールを手放し、パートナーや子どもたちといい関係になってもらう支援をしています。

加害をする人、被害を受ける人と分けて支援をすることも初期段階では必要と思っています。

なぜなら自分の状況が客観的にわかっていないことが多いからです。

 

また暴力や支配がある、起こしてしまいそうな状況下ではよい関係になるための学びも支援も安心して受けられません。

ありがちなのが、加害をする人は自分は間違っていない。

被害を受ける人は、私が悪かったからと受け取りがちです。

二人の関係を外から見ると、それら両者の主張には違和感を感じます。
そこから整えていきます。

各自が自分を理解することから始め、そして自分理解が深まってきたら、二人の関係性のフェーズに入って整えていきます。

関係性のフェーズはおのおのが机上や頭だけで学んでもうまくいきません。


この段階は二人のコミュニケーションを今までとは違うものに、実践的に対話をしながら体験的に積み重ね、発展的に変えていくことが成功のカギです。

この段階に二人で入りお互いが気づきを言葉にして磨き上げていけば、ある段階まで行きつけば、自動的にいいコミュニケーションが体得できていきます。

そしてこれら身に着けたものはお互い一生ものです。

関係性は改善できるものです。
 

ただし、今まで身についたものがあるので簡単ではありませんし時間もかかるかもしれませんが、その分得たものは何倍にも意味ある尊い価値あるものになります。

そしてどんな関係性にも応用が利きます。
どんな場面でも「誰もが自分らしく」という視点で、自分も相手も居る関りができるはずだからです。

親密な最少の二人の関係でうまくいくということは、

親密な関係は甘えが生じやすく境界線があいまいになり力の偏重が関係性の中に入り込み、うまくいかなくなり始めます。

関係性の危機のそれらの発生に気づけば、力偏重や距離感・境界線、尊重や対等性のバランスに敏感になり、関係性の修復が簡単にできるようになりますし、関係性を悪くすることがなくなっていくでしょう。

これら身につくのっていいと思いませんか。そう感じてくださるのなら、

ぜひ、DV加害者更生教育プログラムって何をするのか知ってみてほしいです。

お待ちしています。

 

 

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《DV加害者更生教育プログラム ZOOM説明会》

          日時:  12月17日(水) 14:00~15:30

   参加方法:  メールにてお申込み
       Mail:  seda.dv@gmail.com 

   参加費:無料


お申込みいただいた方には、メールにて説明会当日の参加ZOOMのアドレスをお送りします。

 

★参加にあたりましては、顔出し、お名前に関してはご自由に皆様にお任せしています。

★参加地域(都道府県)を記載していただけるとありがたいです。


★質疑応答もお受けいたします。

 

★説明会は、参加者皆様が安全で安心して参加できように進めます。

 

興味本位でも、参考までにちょっと聞きたいなど、どのような方でも参加いただけます。

まずは気軽な感じでお聞きいただけたらうれしいです。

 

その他お問い合わせ等がありましたら

メール、電話でお願いいたします。

Tel : 03-5924-5277 水曜日13:00~18:30 (←以外の時間帯は留守電)にお願いします。

 

多くの皆様のご参加、お待ちしております。

よろしくお願いいたします。

     


 

 




 

連絡が遅くなりすいません。

12月14日(日曜日)12時~「あじさいルーム」にて、クリスマス会を開催いたします。

 

毎年、SEDAは12月にはクリスマス会を行っています。

今年は、日程調整に時間がかかり、12月14日(日曜日)に決定となりました!

 

毎年、楽しみにして下さっている女性の皆さまには、連絡が遅くなり申し訳ありません!

何かとお忙しいかとは思いますが、もしお時間がありましたなら、皆様と一緒にワイワイと語り合いたいと思っております。

 

12時~開催です。

スタッフが、12時には準備を整えて、皆様をお迎えいたしますので、ご都合の良い時間に来てくださると嬉しいです。

いつもの「エンパワメントひろば」の、バージョンアップ?です。

クリスマスケーキも用意して、ちょっとだけ、ゴージャス感を出すつもりです!!

 

ということで、皆様と一緒に、食べて飲んで語って、元気をチャージして新年を迎えたいと思っております。

もし、ご都合がつくようでしたら、来てくださると嬉しいです。(スタッフは夕方までいますので、ちょっとだけでも顔を見せに来てくださるだけでも、元気がもらえます)

 

お待ちしております

                    久美子          

 

 

関係性って何なのでしょうね。

 

見知らぬ赤の他人だったのが、何かのきっかけで知り合いになる。

関係性ゼロから、関係性が始まり、知人になり、友人になり、恋人になり、人生の伴侶になったりする場合もあります。

袖触れ合うも他生の縁というので、運命というか、出会うようにできているってことになるのですかね?

 

運命か偶然かにしても、袖触れ合っても知り合いになるまで行かない、軽く頭を下げて終わる場合もあるでしょう。

 

また偶然どこかで会う機会がなどがあれば、顔見知りから知人にと関係性があがったと言えそうです。

 

挨拶から会話に広がり、そこで気が合う感覚になれば、その場で終わるというより、またこの人と思い再会を約束することになるでしょう。

 

この段階はお互いから何ら影響があるというより印象の段階でしょう。

その人のそのままが魅力であり、お互い好感を持ち始めていると言えるでしょう。

 

ここからは合意が取れれば関係性が急速に親しくなっていくのだと思います。

知り合い始めてからここまでの関係性は、親しさ密度の変化が加速度的にスピードアップしていくと思います。

この段階のお互いの好感や惹きつけはその人がその人でいるから魅力的なはずです。

なぜこのようなことをツラツラ言ってきたのかというと、親密の関係になった後々に関係性が悪くなり、SEDAや女性支援につながる方々のその後に関係するからです。

 

関係性が悪くなり相談や支援につながったのなら、心身の傷つきなどがあればまずは回復のための対処が必要です。

同じようなことが起きないよう、回復のための環境を整えることです。

傷つきの元になっているものから物理的に離れたり避難することが必要でしょう。

そして親しい関係から傷つくような関係性、距離を取らなければならない関係性になってしまったのかを振り返ります。

簡単に流れを書いていますが時間はかかることだと思います。

そして同じことが起こらないようにする、この望ましくない関係性を変えなければなりません。

また知り合った当初の時のようにと言ってもいいのだと思います。もとに戻るということではありません。
知り合った時の当初とはどういう状態だったかと言うと

 

お互いがいいな、また再会してもっと親しくなりたと思えるのは、互いがそれぞれの魅力、その人らしさに満ち溢れ活き活きしていた自分がいたはずで、そしてお互いに尊重と適切な距離感があったはずです。

 

そのような自分の感性の琴線に響くその人らしさ、尊重とそれに見合った距離感の言動、それらを取り戻すということです。

 

それプラス親しくなった月日で得た、改めて知った相手への良くも悪くもその人らしさも含め、これからの関係性や距離の取り方を整えていくことになるでしょう。

 

一つの事例です。

 

離婚を考え手続きを進めていたが途中で進捗が止まり、ただの同居状態。

俗にいう同居内別居のようになったご夫婦がいました。

離婚をしようと思ったくらいですから、それまでは何とかしようと相手に対してなんでこうなんだ、どうしてこうしないんだ、もうやってられないとすったもんだしてました。

 

負の感情に満ち溢れ、負の関心ばかりを互いに向けあって、疲れてはててしまったという感じでした。

もうそんな感情や関係を終えようという思いで離婚を進めてたのですが、離婚はしないものの、状態は同居のままなので物理的にはさほど変わらない状況です。

 

ですがここが大きいです。
気持ち的には離婚、要するに常に気持ちが相手ベクトルの執着的気持ちだったのが、そこから解放された生活、関係性になれたと言っていいのだと思います。

気持ちは相手から離れて、相手の言動がどうしようと気にならなくなった。

今までは相手の一挙手一投足で縛られていたのって何だったのでしょうね。

 

相手の一言一言が気になるというか気に障ってしまっていたのが、いい意味でどうでもいいと思え、相手のことで自分の気持ちや時間やエネルギーを翻弄されない。

 

自分らしく居られると言い換えてもいいと思いますし、自分の自由、何でも自己決定、自分優先で居られる。

開放感でしょうね。

 

今までは気持ちのベクトルが相手ばかりだったのが、自分に向く。

 

自分が心地のいいことだけをし、それらに忠実に過ごしていると自分らしさが戻って、どんどん自分のやりたいことがあれもこれもと出て来て、それに向かっている魅力ある自立した人になるのだと思います。

 

相手も同じです。ベクトルがこちらに向けられて、いろいろうるさいとか面倒くさいとわずらわしさやイラ立ち的思いが占めていた。

 

それが、それらの思いが霧散し相手と冷静で適度な距離が取れ、互いが独立した者同士となり、返って関係性が平穏になったということがありました。

支援の中で関係性の重要なことして、耳タコのように言う「対等平等」の関係性。

親密であるからこそお互いにこうなるといいと理想や要求や期待、パートナーなんだからこうだろうという自分だけの価値観などを無意識に強要?押し付けていたかもしれません。

それらは対等平等でなく、偏重、不均衡な関係性。そうしたくてなったのではなく、いつの間にかなってしまったということなのだと思います。

なので不均衡だったために自分らしさが抑えられていたのが、自分を大事にすることで元々持っていた自分らしさ、とまっていたのが流れ始め、解放されだした。

 

元々お互い魅力があってその人間性で惹かれ合っていたのでしょうから、その人らしさが発揮されるのが、いい関係性になる一番の要因というのは間違いないと言えるでしょう。

いい関係性でなくなった、なんか居心地悪いという感覚は大事です。

その感覚は生きていた中で磨かれた関係性のバロメーター、精度のいいバロメーターと言っていいでしょう。

そのバロメーターの感知を活かす1つとして、ベクトルを相手ではなく自分に向け、自分にとっての心地よさをしっかり見つめ、自分らしさの取戻しをしてみるというのを提言したいと思います。

お互いの自分らしさが十分に活かされる関係は、対等平等の心地いい関係性なのですから。

 


 

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《DV加害者更生教育プログラム ZOOM説明会》

          日時:  12月17日(水) 14:00~15:30

   参加方法:  メールにてお申込み
       Mail:  seda.dv@gmail.com 

   参加費:無料


お申込みいただいた方には、メールにて説明会当日の参加ZOOMのアドレスをお送りします。

 

★参加にあたりましては、顔出し、お名前に関してはご自由に皆様にお任せしています。

 

★参加地域(都道府県)を記載していただけるとありがたいです。


★質疑応答もお受けいたします。

 

★説明会は、参加者皆様が安全で安心して参加できように進めます。

 

興味本位でも、参考までにちょっと聞きたいなど、どのような方でも参加いただけます。

まずは気軽な感じでお聞きいただけたらうれしいです。

 

その他お問い合わせ等がありましたら

メール、電話でお願いいたします。

Tel : 03-5924-5277 水曜日13:00~18:30 (←以外の時間帯は留守電)にお願いします。

 

今年最後の説明会です。
多くの皆様のご参加、お待ちしております。

 

今後の説明会開催に関しては未定です。
皆さまが参加していただけるものはDV加害者更生教育プログラム説明会ではないものも検討中です。

また、ご案内させていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

     

 










 

 

 

 

人間関係は不思議です。

疲れたり、傷つけられたり、知らずに傷つけてしまうこともあり、そうすると人と関わったり付き合ったりするのが怖くなります。

だけど人と関わらないと社会生活も送りづらいですし、さみしく孤独になったり、孤立してしまったりします。

 

人間関係は価値観の関わり合いともいえるでしょう。

相手には相手の価値観があり、こちらにはこちらの価値観があり、別人格なのですから一致しないのが当然です。

 

それをどう調整するのか、それが人間関係。

あらゆる人間観ということではないでしょうか。

親子、夫婦、パートナー関係もしかり、会社や学校の上司と部下、先輩と後輩、友人関係など、仕事の面でも営利目的とは言え相手の人柄など、やはり人間関係がものを言います。

いい関係とは、自分の違ったものの考え方や価値観に出合った時に、争ったり、暴力や攻撃でなく、お互いの価値観をどう活かせるかではないでしょうか。

それぞれが生きて来た過程で身に着けた大事な価値観です。

 

違う人間なのですから、それぞれ一つと同じものがない唯一無二の体験をし、自分足らしめたうえの貴重な価値観です。

なので容易に自分の価値観を捨てたり曲げたりすることはないでしょう。

意味ある体験の積み重ねて生まれ育まれて来た価値観なのですから。

 

そしてそれはお互い様です。

体験から裏打ちされた、自分の中で確固たる価値観。

それは尊重されるべきです。尊重はされるべきですがそのままお互いが主張し合っていては良き人間関係にはなりません。

 

違う価値観を両方尊重していては相反してしまうこともあります。

常に違う価値観がうまく融合されるわけではありません。

 

この違う価値観に出会うという事実が、人間関係を深め高める尊い機会なのだと思います。

 

価値観の融合はお互いそのままの形ではなく、掛け合わせることで昇華的変化を伴って融合するのだと思います。


工夫したり、妥協したり、変容させてりして融合していけるものだと思います。

いろいろ努力しても融合に至る気配がないと、一方が自分の価値観を強要し相手の価値観を圧殺してしまう。

 

悲しいかな、尊重されるべき価値観がそんな扱いになってしまうことがあります。

それが同じ関係の中で常に一方の価値観の主張が通ってしまうと、大事な自分の価値観が抑え込まれ尊厳が傷つき、自分への自信がなくなっていきます。

そんな状態が長く続けば続くほど傷つきと自信の無さが深刻になります。

人間性の喪失ともいえると思います。心がボロボロになります。
心が弱った時には、心の専門家に頼り心の安全を確保することも必要でしょう。

心の専門家の助けを借りつつ、心の傷つきを癒すと同時に自分と他者への尊厳を取り戻さなくてはなりません。

服薬して医療的に心の安定を保ちながら、人との関係、自分との関係を修復しなければなりません。

関係性に恐怖があるはずです。
また、何か話すと、関わると傷つけられたりしてしまうのではないか。

そう思って当然ですよね。さんざんそんな経験を重ねてきたのですから。

だから安全な人間関係の場、何を話しても、自分の価値観からの思いを語っても、その場にいる人に受け入れられる安心感の経験をたくさんしなければなりません。

それでなくては人との関りでの傷つきの癒しと、これからも人と関わるための安心感と信頼が得られないからです。

傷つき体験がある方々は、これでもかという痛みを実感持って知っているので自分と違う価値観に出会っても、無下に否定したり、曲げたり、無視したりということはありません。

そんな残酷なことできないんです。


だから人の痛みを知っている仲間同士は温かいまなざしでその場に柔らかくそっと傍に居るんです。
 

痛みや想いを共有し、共感し合い、労い、癒され、人の温かみをジワジワと染み入るように心身に広がっていく体験をゆっくりしていくんですね。

この時の仲間は静かで居ながらにして、力強い、真の支え、サポートになります。


痛みの共有は心の深い部分の理解を他者からしてもらえたという、そんな確かな実感を味わわせてくれます。

これは人としてどれほど嬉しいものでしょう。


さんざん人によって傷つけられたのが、人によってこんなに暖かく包まれ、理解され、自分が大事にされていると感じさせてくれる。

人って信じるに値するものだということを思い出させてくれるんです。

これは仲間、お互いの価値観を大事にし尊重してくれるという仲間の存在が大きいです。仲間が人を信じさせてくれるんです。

仲間は傷つきからの回復からはじまり、自分らしさの取戻し、そして、そこからのさらなる成長と可能性の発露と発揮をさせてくれます。

(ちなみに「発露」とは、意思とは関係なく、自然に、あるいは隠れていたものが外に現れ出ること)

(「発揮」とは、備わっている能力や力などを、意識的に、意図して外に出して働かせること。という違いがあります)

仲間は一時期会うことができなかったり、間遠うになっても必要な時に仲間の元に戻った時には、いつでも温かく迎え入れてくれ、いつもと同じようにエンパワメントし力を与えてくれます。

自分を大事にし、尊重してくれる存在の仲間。


私たちSEDAはそういう仲間の支援力、パワーを活用して、誰もが自分らしく、その本来持っている力を発揮し、生き生きするためのお手伝いを来年からももっと本格的に進めていきます。

今年も最後の月に入りました。
今年はDV加害者更生教育プログラムの説明会に力を入れてやってきました。

説明会の予定は下記です。

 

直近は、12/7(日)10:00~11:30 

最後は、12/17(水)14:00~15:30

ぜひ、説明会とはどんなものなのかと知りに来てください。
お待ちしています。

誰もが自分らしくをモットーのSEDAを今年は説明会を中心に、これからも自分らしくの支援をますます進めていきます。

 

 

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《DV加害者更生教育プログラム ZOOM説明会》

          日時:  12月7日(日) 10:00~11:30

   参加方法:  メールにてお申込み
       Mail:  seda.dv@gmail.com 

   参加費:無料


お申込みいただいた方には、メールにて説明会当日の参加ZOOMのアドレスをお送りします。

 

★参加にあたりましては、顔出し、お名前に関してはご自由に皆様にお任せしています。

★参加地域(都道府県)を記載していただけるとありがたいです。


★質疑応答もお受けいたします。

 

★説明会は、参加者皆様が安全で安心して参加できように進めます。

 

興味本位でも、参考までにちょっと聞きたいなど、どのような方でも参加いただけます。

まずは気軽な感じでお聞きいただけたらうれしいです。

 

その他お問い合わせ等がありましたら

メール、電話でお願いいたします。

Tel : 03-5924-5277 水曜日13:00~18:30 (←以外の時間帯は留守電)にお願いします。

 

多くの皆様のご参加、お待ちしております。

よろしくお願いいたします。

     

12/7(日)の次の説明会は

12/17(水)14:00~15:30 







 

 

今、DV加害者更生教育プログラムの説明会を月に2回開催しています。

DVの当事者の方が参加しに来ることはありません。当たり前ですよね。

DVをしている、されていると自覚ある人はほぼいません。


気軽にDV加害者更生教育プログラムって何? どんなことしているの? どうなっていくの?

という興味関心をもって参加してくださる方がほとんどです。

ありがたいですね。

「DV加害者更生教育プログラム」っていう名称は、誰を対象としているかわかりやすいのですが
自分が加害をしている、被害を受けているってわかって参加することは少ないです。

 

ただし、ひょっとしてこれってDVにあたるのかな~と自覚が何となくあって、説明会を聞いてみようかなと参加されるのはいい兆候だなと思っています。

 

なぜなら、今の状況や関係性をもっとよくしようと思っての参加と思うからです。

今では、DVは身体だけでなく心身の暴力という認識も広がり、良くないことって知っている人が大多数だからです。


自分のやっていることがDVと認識でき、わかっていたらやらないようにしますし、わかっていてもいなくても何より自分がDVの加害をしているなんて認めたくもないし、人からしている人なんて思われたくもないはずです。

ただ、関係がなんかうまくいかない、なんでいつもいろいろ言わなきゃわからないのか、なんでこんなこともできないのか。

なんで彼女にこんなに煩わされたりしなければならないんだ。と

 

いつも緊張する。これをすると彼から何か言われてしまうかもしれない、機嫌が悪くなるかも。空気が凍り付くようなピリピリ感が張り詰めたらどうしよう。など

これってDVって言える状況かもしれないんですよね。

 

こんな思いにさせるパートナーが悪いと相手を責め、不機嫌にさせてしまう私が悪いんだと自分を責めたりとなりがちです。

 

じゃあ…と。


DVではないけど、二人の関係性がなんかしっくりこない。DVまで行かないけど、まぁちょっとDV加害者更生教育プログラムなるものを聞いてみようかと…

 

なので、説明会聞いてみようかなと思ってくれる方は、「どんなことしているの? どんなことするの?」と知ってくれようとするのがとても、ありがたいです。

自分ごとではないけど知ってもらうと、自分たちの関係性や言動について考えてもらえる。

「ふ~ん、なるほどね… そうか… ふ~ん… まぁ、そんなこともあるかもね…」と。

 

説明会の参加者に感想を聞くと

「自分を見つめて、パートナーも自分も新しい自分を発見する取り組みと思った」

「よい関係を築くための自分の考えを切り替えるプログラムと思った」

「教科書等で学ぶのではなく、対話やディスカッションで自分の言動の根っこの気づきを発見するんだと思った」

「関係性というところに特化して学んでいくものなんだと知った」

 

などなどの声を聞かせてもらっています。

 

DVというと暴力に注目されがちですが、暴力は手段にすぎず、自分たちや家族がよくなるためと一方の価値観だけで押し通そうとする、別人格の違う価値観を抑え込んで、それがいいとしてしまう。

 

この考えがいいはずとかたくなに思い込み押し通そうとするために使う手段が力=暴力です。

良かれと自分の考えや価値観を押し付ける黙らせる=支配。そのための手段が暴力です。

 

目的は自分のよかれという価値観での全制覇。そうすればうまくいくという誤った思い込みからのパートナーの支配と、そのための手段としての暴力がDVと言えるものでしょう。

 

DV加害者更生教育プログラムって関係性を学ぶプログラム、関係性が近いからお互いの境界線があいまいになったりして、力関係の不均衡から一方の力の大勢になってしまいがち

 

親密になり関係性が近くなればなるほど、社会のジェンダー役割みたいものが気づかないうち入り込み、力の不均衡が大きく変わったりしてしまうんですね。

 

そんな変化や状態に気づいて、これはちゃんと整えようと気づくと、その調整には、相手を個として尊重すべき別人格という認識をしっかり持つ必要があります。

 

その認識を持っての関りは関係性がよく心地よさがあり、現時点よりも人間的次元が上がった関係性になると知ってもらうための学びのプログラムです。

なんか変なんですけど、説明会をするたびに思います。
「DV加害者更生教育プログラム」って名称に違和感を感じてしまうんです。

DVを二人の関係の間で起こっている暴力と表面的な捉え方をして「更生教育」をしようとして捉えると、確かに立ち直るため部分もありますが、それは本当に部分的でプログラムの本質を適切に現してないと思います。

一番近くて親密な人との関係性で力関係の不均衡が起き暴力と支配が介在してしまったけど、それを二人、誰もが一人の尊重されるべき独立した人間、個と再認識し、その視点から関係性を整えるのが、このプログラムと考えます。

一人の人として「人間力を押し広げる人間教育」、そして関係性をより高次なものにしていけるプログラムなんです。

 

本当に人として学んでいくのに意味深い学びなので、あらゆる人、老若男女に学んでほしいと、本当に声を大にして私は伝えたいです。

 

 

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《DV加害者更生教育プログラム ZOOM説明会》

          日時:  12月7日(日) 10:00~11:30

   参加方法:  メールにてお申込み
       Mail:  seda.dv@gmail.com 

   参加費:無料


お申込みいただいた方には、メールにて説明会当日の参加ZOOMのアドレスをお送りします。

 

★参加にあたりましては、顔出し、お名前に関してはご自由に皆様にお任せしています。

★参加地域(都道府県)を記載していただけるとありがたいです。


★質疑応答もお受けいたします。

 

★説明会は、参加者皆様が安全で安心して参加できように進めます。

 

興味本位でも、参考までにちょっと聞きたいなど、どのような方でも参加いただけます。

まずは気軽な感じでお聞きいただけたらうれしいです。

 

その他お問い合わせ等がありましたら

メール、電話でお願いいたします。

Tel : 03-5924-5277 水曜日13:00~18:30 (←以外の時間帯は留守電)にお願いします。

 

多くの皆様のご参加、お待ちしております。

よろしくお願いいたします。

     

12/7(日)の次の説明会は

12/17(水)14:00~15:30