




当時、サンプラスは押しも押されぬナンバー1、対してエドバーグは、シーズン当初は好調でランキングを久々に3位まで戻し、2位も目前にしましたが、シーズン中盤以降、グランドスラムでの早期敗退もあり、年間3勝を挙げるものの、ランキングを7位まで下げて、トップ8が出場できるフランクフルトでのATPファイナル出場も、ようやく直前に決める状態で、2年前のUSオープンとは、立場が正反対に変わっていました。しかも前週の大会でエドバーグは風邪のため、2回戦を不戦敗で棄権していたため、当初の下馬評では、サンプラスが圧倒的優勢でした。
しかし、大会緒戦のイバニセビッチ戦では、病み上がりとは思えないような鋭いプレーでイバニセビッチを圧倒し、ストレートで勝利します。そして迎えたサンプラス戦、エドバーグが先にサービスをブレークされるも、要所要所でのリターンやパスに冴えを見せ、第1セットを先取します。第2セットはサンプラスが逆襲し、セットカウント1-1で迎えた第3セットも最後までもつれてタイブレークに突入します。YouTubeでは、13本に分けてその模様を見ることができます。まずは以下のアドレスをクリックして最初の部分から御覧になって下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=8ORiUECPivc
1992年のUSオープンでの両者の対戦よりもサンプラスのプレーは特にレベルアップが顕著であり、エドバーグも全盛期を過ぎたとは言え、やはり大舞台では、素晴らしいプレーを披露しています。また、ゲームの途中では、写真のような微笑ましいシーンも提供しています。