最近のREIT:フォロー | 謎の金融日誌

最近のREIT:フォロー

REITについては最近何回かアップしましたが↓

11月26日 REIT:エリア特性をみる
11月23日 REIT:物件タイプをみる
11月23日 REIT:分配金、外部成長
11月22日 REIT:スポンサーと格付
11月19日 REIT:借入関係②~短期・金利・地銀
11月18日 REIT:借入関係①~負債比率
11月16日 REIT;株価と時価総額
11月16日 REIT:PBRでみると
11月14日 最近のREITについて:高利回りの謎

その後の動きも少し。

11月19日 日本レジデンシャル投資法人が物件取得を中止して違約金23億円の支払が発生し、予想配当が80%減となる旨発表されました。
 → この物件は1年も前に取得の発表を行い、物件の竣工は今年6月でした。その後ファイナンス
  について調整していたのでしょうがぎりぎりのタイミングで不調に終わった、ということかと思い
  ます。しかし調達交渉が長引いておりかなりの確率で違約金が発生しそうであったのならば
  なぜそれを開示しなかったのでしょうか。通常のコーポレートファイナンスの常識でいえば巨額
  の違約金の発生により投資家に甚大な影響が出そうならば、それについて速やかに適時開示
  すべきです。ましてや違約金の発生事由や金額もほぼ確定しているわけですし、発表すること
  自体が信用不安を引き起こして却ってREIT本体や投資家に被害が出る、といった可能性も低い
  と思います。

11月28日 ビ・ライフのスポンサーであるモリモトが民事再生法の適用を申請して破綻しました。
 → スポンサーは大和ハウス工業に移りました。前のエントリで書きましたが、REITはスポンサー
  が破綻してもそれ自体は直接関係ないです。しかも今回のように信用できそうな後継スポンサ
  ーがすぐ引き継いでくれるなら一般投資的には大きな波乱要因にはならないでしょう。

12月4日 プロスペクトの調達金利:1.7%→6.8%へ(日経 12月4日)
 → 借入金利が6.8%もある一方、物件NOIが5%程度だったら最早レバレッジを利かせる意味
  はありません。資金繰り上の要請と思われます。正直なところ、金利の数十bpの変化程度なら
  信用リスクのコストといっても配当への影響は対したことないと思っていましたが、500bpも上が
  るとなると・・・。仕方ありませんが。。

上記の3銘柄は分析対象の19銘柄に入っていました。株価はやはりなんらかのイベントを嗅ぎつけていたんだと思われます。