のれん代の発生 | 謎の金融日誌

のれん代の発生

「葵プロ のれん代が発生へ 買収企業の業績悪化」(日経2009年1月10日)

・M&Aの買収時に発生するのが普通の感覚ですが、トランザクションまでに時間があると新たに発生することも実際にあるんですね↓

「テ レビ広告製作大手の葵プロモーションは買収した企業の業績の急速な悪化に伴い、新たにのれん代が発生する見通しとなった。二〇〇八年三月期末の状況を基に 同年九月に買収で合意したが、急速な景気後退で対象企業の〇八年九月中間期の最終損益が大幅な赤字に転落。純資産が買収合意時点を大きく下回ったため、想 定外の買収費用が発生する。
 買収したのは同業で未上場のシースリーフィルム(東京・港)。昨年九月二日、同社の当時の筆頭株主から、発行済み株 式の九七.四%を四千百万円で買い取ることで合意した。買収額は〇八年三月期末の純資産とほぼ同額だった。〇八年九月中間期の最終損益もほぼトントンを想 定し、のれん代は発生しないことを見込んでいた。
 しかし、景気悪化で広告製作業務が急減。九月中間期の最終損益は二億円強の赤字で、実際に買収が完了した十月時点では純資産が大幅なマイナス(債務超過)に陥った。」