歴史を知る意味
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があり、先日このメルマガで、「小林秀雄から教わった歴史を知る意味」というコラムを読みました。
当たり前のことなのですが、現在の私たちが忘れつつあることのような気がしますので、ここで紹介します。
間もなく発足する新政権は、この大切な考え方を破壊する思想を持っているように見えますので、大変不安です。
☆占部賢志先生&松浦光修先生の対談記事より☆
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占部: 私は学生時代以来、一所懸命読んだのは小林秀雄さん
の本でね、
ある時宮崎の延岡に講演にいらっしゃるというので、
会いに行ったことがあるんです。
その時、私はどうしても質問したいことがあったんです。
「歴史を知ることは自分を知ることだ」と
小林さんはよくおっしゃっていたが、
その意味が当時の私にはよく分からなかったんですね。
夜の11時近くなっていたでしょうか。
小林さんが地元の名士と一緒にホテルへ戻ってこられた
ところへ「質問があります」と割って入っていったんです。
松浦: それで、小林秀雄さんはなんと答えましたか。
占部: 「君を産んでくれたのは誰か。君のおっかさんだろう。
おっかさんのいいところも悪いところも
みんな君の中に流れている。
そうすると、おっかさんを大事にすることは、
君自身を大事にすることだ。
君が君自身を大事にすることは、
おっかさんを大事にすることになる。
歴史だって同じじゃないか。
日本の二千年の歴史は君のこの身体に流れている。
君が君自身を大事にすることは、歴史を大事にすることだ。
だから歴史を知ることは、自己を知ることに繋がるんだ」
ということを噛み砕いてお話しくださった。
考えてみればその通りで、日本の古典には
「鏡もの」というのがありますね。
『大鏡』や『吾妻鏡』。あれは全部歴史書です。
日本人は古来、歴史を鏡だと思っていたんですね。
歴史を学べば本当の自分の姿が見えてくるんです。
『致知』2004年12月号
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