古典を読むこと | 安全保障カレッジ 設立準備委員会

古典を読むこと

「安全保障」というのは政治学の一分野であり、そこに哲学(思想・宗教)や経済、軍事の要素が絡むものだと思います。

日々世界で発生する問題を一通り理解するには、例えば「集団安全保障」「抑止論」「テロリズム」などの所謂「安全保障」の知識を身につければよいと思います。

しかし将来、自分でもっと深く学んでみたい、専門家への道を進みたい、外交や情報など実務分野で活躍したいという方は、更に多くの知識が必要なわけですが、その根本には、国を思う思想と深い教養が無ければなりません。

今の日本には、広く深い教養を備えた国防の専門家が必要です。

では、その教養を身につけるにはどうすればよいかというと、最も容易だと思うのは、国内外の「古典」と呼ばれる書物を多く読むことだと考えます。
これは政治や軍事に関わる作品だけではなく、文学や自然科学などにも手を広げるべきです。

但し、作品の思想を無条件に現在に当てはめることはせず、作品が書かれた時代背景も考えながら読まなければなりません。

また、初めから意訳本や解説書を読んでもよいですが、その後は原書または伝統ある翻訳本(講談社学術文庫や岩波文庫など)に接するべきだと思います。

訳者によって非常に読みにくいものもありますが、歴史の授業で出て来るよう作品は、自分のペースでも良いので少しずつ読まれることをお勧めします。


武士道 (岩波文庫)武士道 (岩波文庫)
(1984/10)
新渡戸 稲造

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