留置場の生活 | 防犯タイムズ

留置場の生活

ちょっと下火になった、の●ぴーの報道

真っ最中のころ、留置場の生活を取り上げていました。

私が知っているころと基本的には変わらないのですが、ずいぶん生活しやすくなったようです。


留置場の担当者は、以前は取り調べなどをする刑事課に属していました。

正式には、

刑事課強行犯第2係看守係

その後、留置と捜査の分離を図るため、

警務課留置管理係

となったのです。


詳しく話すと、刑事になるためには、犯罪者の特癖を知らなければならない、ということで刑事になるための登竜門でした。

看守係をしなければ刑事になれなかったのです。

その期限は2年を限度としていました。

言い換えれば、看守係になればその2年後には刑事になれる可能性があるということです。

可能性といったなのは、個人個人で向き不向きがあるからです。


留置場の中で特癖を知るというのは、

 例えば、侵入盗犯などの窃盗犯は、看守台にいる警察官の見方がちょっと違うのです。

 看守係を盗み見するのです。普段の仕事?の癖が出るのでしょうね


 覚せい剤の被疑者はというと、入所時には大人しく終始寝ています。

 これは、覚せい剤の薬の作用がなくなり、疲労感倦怠感がどっと押し寄せるからです。

 また、水分の補給が頻繁になっています。


 暴●団関係者は、多弁なものが多くいます。


面白い裏話

① 酔っ払いが入る虎箱と留置場は全く違います。

 しかし、酒が入りちょっとしたはずみに犯罪を起こした者は、留置場にはいるのですが、留置場に入る時には、ものすごいオオトラ状態。

 周りにや●ざの親分さんがいようが一向にお構いなし、騒ぐ騒ぐ。

 しかし、翌朝になると オオトラ が かわいい子猫ちゃんに大変身です。

 そこで、看守担当者に対し

  「おまわりさん 私会社に行かなければならないのですが」

 こうなるのです。

 言い忘れましたが、通常留置場の中で警察官のことを「担当さん」と呼び、留置人のことは番号で呼びます。


② 留置人からのラブコール

 私が留置場の勤務をしていた時のことです。

 東南アジア系のニューハーフが、入管法で収容された時、そのニューハーフに好かれてしまいました。

 私が出勤し、事務室に入り話を始めると、その声を聞きそわそわしだすそうです。

 鉄格子越しに、場内の担当者に「●●さん(私のこと)来たでしょ」と笑顔で言ってきたそうです。

 私が場内に入ると、周りのほかの留置人が、一斉にそのニューハーフをからかい始めます。

 ニューハーフは顔を真っ赤にして、ただただ笑顔で私を見ているのです。

 (なんで俺なんだ?)でも、基本的に人に好かれることはいいことだと、納得させていました。

 そんな中で、入浴と立ち会いの時には、私も照れていましたね(笑)


さて、本題

 今回の芸能人が湾岸署に留置された理由は、もうご存じかも知れませんが、彼女が本当の女性だったからです。

 留置場は、成人・少年(20歳未満)・女性によって、収容施設を変えるからです。

 そう言っても、少年に関しては、同じ留置場の中で、遮蔽板で分けられた留置室に収容されるだけのことですから

 

 留置場の日課は、すでに報道されていることから省略します。


ここでアドバイス

 留置場での生活を迎えることとなった時の準備品

  スエット上下(ただし、紐は抜いておくこと)・下着7枚程度(洗濯はできます)・ハンドタオル・タオル(バスタオルは絶対にだめですからね)・歯磨き粉(金属製の中部はだめ!ラミネートチューブ)・靴下もあった方がいいでしょう(ただし、長いものはだめ)・女性の場合(化粧品は不要・乳バンドだめ・パンストだめ・髪をまとめるゴム程度はOK

 要はひも状のものや、金属類はNGです

以上を紙袋か何かに入れて、震災時非常持ち出し袋のわきに置いておいてください。(笑)


 注意点

 男性も女性も、同●愛者がいることがあるので、寝る際には注意をしてください。