セキュリティ マネージャー 菅谷将宗のブログ

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事件・事故から学ぶ、セキュリティマネジメントによる経営改善のヒント

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おはようございます。

今日の朝は「テロ」を話材にしたいと思います。

オバマ米国大統領はすでに日本国内にひそかに到着していました。
国内での移動は日本の用意した車両ではなく、持ち込んだ専用車を使用します。

理由は、「セキュリティ」以外の何物でもありません。

日本国内企業にとっては、他人事、なんでしょうか。

公安委員会が、テロの危険性が海外に拡散している、というコメントを出しました。

日本国内では確かにテロと限定できる事象は確率的には非常に少ないといえるでしょう。

ですが日本は今やグローバルな国家です。
外資系が日本国内にオフィスを開きアジア圏の拠点としています。
世界中のビジネスマンが日本国内にビジネストリップで滞在します。
日本の企業が世界中に展開しています。

日本はすでに国際テロのターゲットになる要素を十分にはらんでいるのです。

私がここでいう危険とは、日本企業をターゲットにするリスクよりもむしろテロ攻撃の巻き添えになるリスクが非常に上がっていると、お伝えしたいと思います。

ハイジャックテロを考えてみてください。
100名以上の乗員乗客の中、テロのターゲットになった人物が1名いたとします。
他の99人は無事でしょうか?
答えは否です。
テロリストにとってはターゲットを仕留められれば他の犠牲は関係ないのです。

最近はベンチャー企業でも海外展開をしている企業からご相談を受けるケースが出てきました。
この場合の危機管理は、オフサイト・セキュリティという少し特殊な経験を必要とされる分野になります。

こうした中、日本企業にはグローバルスタンダードに基づいたセキュリティ体制が問われる時代になったといえます。


http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160524-00000049-jnn-soci