こんにちは、出張サービス鍵屋です。今回は住宅、マンションのエントランス、会社・オフィスの入り口ゲート・室内ドア、店舗の従業員出入り口、病院、工場など様々なシーンで使用されている電気錠について簡単にご紹介させて頂きます。
電気錠とは電気を利用し鍵を開け閉めできる為、便利な点が多くあります。
直接鍵を挿し込まなくとも離れた場所からの操作が可能です。住宅などでは他の部屋から遠隔操作で施開錠できること、オートロックにすることで鍵の閉め忘れを防止、ICカードやリモコンキーで簡単操作などの利便性向上に繋がります。セキュリティ性を必要とする場所では、登録情報をもとに出入ログを管理、施開錠者の制限、時間設定・タイマー連動など様々なシステムを組むことが出来ます。電気錠で知っておかなければならないことは電気錠自体に防犯性があるわけではないことです。これらの利便性・システムを連動させたセキュリティ性の向上に繋がるものと認識してください。

主に電気錠は、
①通電中は開いている状態、停電時は閉まっている状態となる「通電時解錠型」(高いセキュリティが必要な時・危険な場所)
②通電中は閉まっている状態、停電時は開いている状態となる「通電時施錠型」(非常口など)
※①・②ともにアンチパニック機能が付いたものは解錠操作をせずとも内側からは開けることができます
③通電ごとに解錠・施錠が反転する「瞬時通電施解錠型」(住宅玄関など)
④通電ごとにモーターにより施解錠が反転する「モーター施解錠型
などにより作動します。錠前は鍵穴がついているもの、ドアノブが付いているものなど利用するシーンに合ったものをお選びください。錠前以外にも、電磁石錠といった強力な磁力で施錠を行うものがあり、防水性も高く門扉などに採用されています。
電気錠を操作する為の制御盤は使用する電気錠のタイプにより変わってきます。鍵を内側から操作する際はサムターン・スイッチ・センサーなど、外側からは通常の鍵操作のほかICカードを挿す・ICカードをかざす、暗証番号式、リモコン式、指紋認証・静脈認証など様々なタイプがあります。利便性・セキュリティ性を考え利用する環境に合わせた電気錠・システム構築を行います。