渋谷で惨殺事件
もう、夏休みもあとわずかという、
8月27日から28日にかけての未明。
東京・渋谷で悲惨な事件が起こりました。
その日、309さんは友人2人と共に渋谷に来ていました。
終電も近い、深夜。
309さん達はこれからクラブにでも行こう思っていたそうです。
「でも、まだちょっと時間が早いね」
「どうしよう、ちょっと飲めるところがいいね」
「あ、プロントは?」
と、渋谷センター街近くのプロントに入り、
ビールを2杯飲みました。
その後、渋谷の某クラブにでかけ、
午前3時頃、別のクラブに移動したそうです。
存分に、夏の夜、体に響く音楽を楽しみ、
午前5時頃、帰路に。
友人のAが7時頃まで時間をつぶしたいとのことだったので、
309さんはもう1人の友人と、クラブでできた友達と別れ、
2人で近くのファーストフード店へ。
ファーストフード店の席に座り、バックを置いて
初めて買ったばかりの、カーディガンがないことに気づきました。
それは、肩甲骨の下くらいまでの長さで、黒。
袖がすこし広がっていて、胸元を留めるツメが赤い糸で縫いつけてあり
ワンポイントになっている、ざっくり編んだようなサマーニット素材。
309さんはとても気に入っていたようです。
どこかに置き忘れたか、それとも落としたのか。
必死に記憶をたどる309さん。
慌てた309さんは、まず1軒目のクラブへ。
閉店作業をしているスタッフに聞いても「ない」とのこと。
通った道をたどりながら2軒目へ。
移動の間も、ガードレールなどにかかっていないか、
目を皿の様にして探しながら歩いたそうです。
2軒目でも見つけることができず、半ばあきらめながら最初に寄った
プロント前まで行ってみることにしました。
プロントとは逆側のガードレールに黒のロングTシャツか
かかっていました。
一瞬おどろき、駆け寄った309さん。
違うものだと判った時は、とても落胆したといいます。
汚れててもいい、どこかに落ちてないのか
と思いながらプロントの電話番号を控えようと振り向いた時。
309さんの目にあまりに悲惨な事実が飛び込んできました。
プロント前の道路と歩道の境目。
そこに目をやった309さん。
無残に投げ捨てられた、黒い塊。それは・・・
タグは取れ、ところどころ穴があき、
左袖は取れかけ、襟首が裂かれたような無残な姿のカーディガンでした。
出かける時、持って行くか一瞬悩んだカーディガン。
「でも、もしかしたら明け方寒いかも・・・」
という思いから、持って行くことを決めたのでした。
無理すれば、バッグの中に入れることもできた。
今思えば、バッグの持ち手に結びつけたのが悲劇の始まりだったのです。
309さんがほろ酔いながら、ズンドコ踊っている時に
彼女のカーディガンは落ちたことに気づかれないまま
無残な姿へと変貌を遂げたのでした。
犯人はまだ、捕まっていませんが、
おそらく、周辺にたむろしていた酔っ払いかカラスの仕業と見て
警察は捜査をすすめて・・・いるわけがありません。
カーディガンを発見した309。
絶望感に打ちひしがれながら、手に持ったそれを近くのゴミ置き場に・・・。
っていうか!!!
だったら、見つからない方が良かった!!!
あんな姿、見たくなかった!!
私の知らないどこかで幸せに暮らしていると、思っていたほうが幸せだったのに!!!
なぜ、私はあなたを連れていったのだろう。
あの時、置いていけばこんなことにはならなかった。
後悔してもしきれません。
以上、
309、昨日本当にあった悲しい話でした。
ごーーん。