私は会社員の時代、英語が嫌いでした。
海外にも拠点が多くある会社に勤めていましたが、海外の仕事は極力避けるようにしてきました。
当然ながら、英語力もありませんでした。
ところがある日、ある国際プロジェクトに配属され、どうしても英語で仕事をせざるを得ない状況となりました。
日本で仕事をするのですが、仕事の資料も英語、海外のメンバーとのコミュニケーションは主に英語による電子メール、時にはテレビ会議で英語での会話も必要です。
当然ながら、最初は英語の電子メールを読むのも一苦労で、またそれに返信するのが大変です。
ましてや英語でのテレビ会議などでは、相手が何を話しているのかさっぱりわかりませんでした。
このままではまずいと、英語の勉強を始めました。
貧弱なボキャブラリーを増やすために、英単語や英熟語の暗記、文法は一からやり直し、リスニングはCDを山ほど買って、通勤時間や空いている時間に聞きまくりました。
英作文は、毎日のメールが勉強の場でもありましたし、テレビ会議は英会話の訓練となりました。
そのような状況で半年が経った頃、ようやく辞書なしでも英語の資料や電子メールがが読めるようになり、そこそこ英会話もこなせるようになりました。
その後受験したTOEICでは、810点を取ることができました。
確か、私の勤めていた会社では、TOEIC 700点が海外赴任レベルでしたので、そのレベルはクリアしたことになります。
その後、会社を辞め、独立して今に至るわけですが、当時英語を真剣に勉強して、よかったと思うことがあります。
一つには、海外サイトから英語で商品の注文ができるようになったこと、さらには、海外サイトのフォーラムに参加し、ディスカッションができるようになったことです。
また、最近はあまり使わないので錆び付いていますが、ニュース番組などで英語でのスピーチが聞こえてくると、ある程度の内容がわかります。
最近ではプログラム作成の仕事が多いのですが、まだまだITの分野ではアメリカが進んでいます。
そのため、疑問点が生じたとき、海外サイトで検索したり、フォーラムで質問したりして解決に至るケースがままあります。
やはり、インターネットを使っても、情報源が日本だけでなく英語圏まで広がると、ずいぶんと違う世界が見えてくるようになります。
ただ、英語はあくまでも手段です。
何かやりたいことがあって、それが日本の情報や支援だけだと難しい場合でも、世界に目を向ければ実現しやすくなることが多いです。
そのためのコミュニケーション手段として、英語力は身につけておいた方がお得だと思います。