リアリティ番組出身のタレント、という枠に留まらず、幼い頃から自分で夢を見出し、自立し、あえて厳しい世界に身を置くことを選んだケンダル・ジェンナー。
異父姉のキム・カーダシアンも「ケンダルは自分がやりたいことにぴたりと照準を定めていた」と言います。
ケンダル、キム、カイリーの3ショット↑
また、子供時代から、シャイで人見知りな性格で、なかなか友人が出来なかったと言うケンダル。
「妹のカイリーにはたくさん友達がいるのに私にはいなくて、それで泣いたのを覚えてる」……のだそう。
世間の人気者が、実生活でも人気者なわけ、ではないのですね(´;ω;`)(↑子供の頃から2人とも美少女ですね♡)
“人気者”、“セレブ”というだけで一般に広く知られることに対し、特に慎重なところがあるケンダル。
彼女が生まれながらに手にしていたその名声を、自らの手で実力を伴うものにしたいと望んだとき、彼女の夢はその恵まれた体型から「モデル」という目的を生み出します。
彼女にとっての真の“有名人”とは、きっと自分の意思で選んだ道で必死に努力し、キャリアを積み、名声を手にすることなのでしょう。
彼女が初めてMARC JACOBSのファッションショーに決まった時には、カーダシアン一族がフロントロウへ応援に駆けつけることをケンダルは拒んだほどです。
当時のことをケンダルはこう語ります。
「家族のことは何より愛しているけど、“お願いだからショーには来ないで”って感じだった。まともに受け入れてもらおうと必死だったの。“これは冗談でも人目を引くための行動でもない。これが私のやりたいことなの”って。証明する必要があったの」……と。
このインタビューから、いかに彼女が真剣で、全身全霊でモデル業に挑んでいたのかが分かります。
そのMARCのショーでは、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を彷彿とさせるヘアメイクで話題を呼びました。
その後、さらなキャリアを積み、「今は自分の居場所があるって思える。自分のものだって言える何かを達成した気がする」と語ります。
ちなみに、MARCのショーでは毎回斬新なヘアメイクも注目の的なんですよ☆
並大抵の男社会よりも厳しいことで知られるモデル業界。
彼女が仕事を切らすことなく多忙な毎日を送っているのは、彼女と仕事がしたいと言う人が大勢いるという証拠でしょう☆
時の人だから、と惰性で仕事を貰えていても、仕事に対する情熱や周囲へのリスペクトがなければ一時的な人気だけで消え去って行く人は大勢いるはずです。
生まれながりに名声を手にしていた彼女が、“有名であること”だけに頼ってメディアを賑わせるだけの存在で終わらなかったのは、その努力と情熱で自分の力で確固たる居場所を手に入れたからに他なりません。
あえて安全圏を出て自分で夢をつかみ、努力を続けていく姿はミレニアル世代の新しい刺激となり、同世代を感化し続けています☆
つづく……