慎凪妄想Story☆折れた翼(後編) | It's a secret!

慎凪妄想Story☆折れた翼(後編)

ホントにさ、慎ちゃんって可愛いわよねぇ( ´艸`)と、増々愛が深まる今日この頃 ←いきなり(笑)?

あの子はさ真っ向から直球勝負な処が可愛くってしょうがないのよぷぷ

まるで誰かさんの若かりし日の姿を見ているかのような、ある意味なぎファンに喧嘩売ってる(笑)姿が可愛くって、可愛くってしょうがないのよねぇぷぷ ←この意味、慎凪スキーな方なら分かりますよね(笑)

どっかの誰かさんもそうだったけど、一緒に居ると自分達が一番楽しんじゃって画面のこちら側を忘れちゃう所(笑)がきっとそれぞれの単体ファンの方には面白く無い存在なんだろうなぁって、最近つくづく思うわ(笑)

でもね、私はそんな二人だからこそ大好きなのぷぷ

だって面白いんだものっキャハハ☆

入り込んでえろさ全開に絡めるよりも、入り込めなくて素に近い状態でしか絡めない方が色んな妄想力を掻き立ててくれて面白いと思うよ(笑)ぷぷ

ってか、私は面白いの(笑)


と言う訳で、今夜もそんなおもろい慎ちゃんとなぎちゃんの妄想Storyの後編でございます。

言うまでも無く現実の彼らとは全く関係無い、あくまでもわたくしの脳内慎凪劇場で上演されている妄想Storyでございますので、妄想上とは言え慎凪を楽しむ事が出来ない方はこのまま回れ右ですみやかに避難口へお戻り願います。

皆様良くご承知の通り、私はNSでJNでSN(←Jはジョ~ズィに非ず・笑)だと言う事を念頭に置いて、趣味嗜好がわたくしと違う方はまさかここを訪れてはいらっしゃらない事と思いますけど、一応念の為、ジョ~ズィが好きな方にはここで引返される事を強くお薦めしますaya

妄想を妄想としてきっちり楽しめる方のみ先にお進み下さいませaya

















その日、慎は撮影が終わってホテルを出た後も、承志の言葉が頭から離れなかった。


「抱いてないやろ?」

「凪沙は抱かせてくれへんのとちゃう?」


芝居だと分かっていても慎はとっさに上手い言葉が出て来なかった。

それは確かに痛い処を突かれた台詞だったからだ。

カメラが回っている場所で慎が凪沙を抱いたのは数える程しか無い。

何度も凪沙に「何で俺に抱かせてくれへんの?」と詰め寄ったが、その度に「お前にはまだ早い」と返されるばかりで、するりとかわされた。

何がいけないのか、慎は自問自答してみるが、一向に答えは見つからない。


凪沙が自分に抱かれる事を嫌がっている訳で無い事は確かだと慎は十二分に知っている。

しかし、こと「仕事」上では凪沙は中々抱かれる事に関して首を縦に振る事は移籍する直前まで無かったのだ。

新天地で初めて作る作品が凪沙の恋人役と知った時、慎は今度こそ今までには出来なかった凪沙の相方としての役を思う存分カメラの前で演じ切るつもりでいた。

愛し合う恋人同士の姿を凪沙と一緒に作品にしてみたいとずっと願って来た。

それがやっと形に出来る日が来たと思っていた慎にとって、今回のLEGNAと言う作品は思い描いていた理想の形とは大分様相が違う。


俺、取れへんし、取られへんやん・・・・・


慎は傷付いていた。

作品の中の自分の役が余りにも自分自身とリンクし過ぎて、撮影が終わってからもどこか引き摺ってしまう自分が居る。


慎の脳裏にはとある男の姿が浮かんでいた。

考えまいとしてもふとした隙に浮かんで来る男の影・・・

凪沙を独り占めにしたいのに出来ない。

俺だけを見ていて欲しいのに・・・

俺の腕の中だけに居て欲しいのに・・・

自分は凪沙にとって都合の良い男なだけでは無いのか?

あの作品の中の自分のように・・・


自分と一緒に居る時の凪沙は本当は自分の寂しさを俺で紛らわせているだけじゃ無いのか?

好きやと囁く言葉も俺と居る時だけの特別な魔法の呪文じゃ無い。

限り無く恋人に近い立場だけれど本当の恋人じゃ無い。

それは凪沙との関係を持った時から百も承知のはずだった。

あの人が居ない間だけの期間限定の恋人だって構わないと言ったのは俺だ。

それなのに何故、こんな気持ちになるのか・・・


俺、可哀想やん・・・・・・・


自分にこんな役をやらせた凪沙が恨めしかった。

せめて物語の中で位凪沙を独り占めにしたってバチは当たらんやろ?

なのに何でこんな後味悪い思いせなあかんねん・・・・

慎は承志の役にも自分を重ねていた。

凪沙を抱かせてもらえない慎の弱みを巧みにくすぐり自分を抱かせて凪沙を裏切らせた男・・・

あの人がすぐ側に居ない寂しさを紛らわす道具のふりをして凪沙の隣りにいつのまにか寄り添っていた自分・・・

取りたいのに取れへん、取られたいのに取られへん。

あれ、俺のまんまやん・・・


自分に突き付けられた自らの姿に慎は落ち込んでいた。

自分の思いに深く沈み込んだままどこをどう運転して来たものかも分からぬ内に、いつの間にか無意識に凪沙の家へ向かっていた。

ゲスト用の駐車場に車を止めると通い慣れた様子でエレベーターに向かい目的の階のボタンを押す。

上昇して行くエレベーターの中でもまだ慎は物思いに耽っていた。

凪沙に逢ってどうしようと言うのか、自分でも良く分からなかったが、只、無性に凪沙に逢いたかった。


ドアチャイムも鳴らさず合鍵を使ってドアを開けると、コジロが玄関口にちょこんと座って慎を出迎えた。

明らかに何度もここを訪れている様子で、慎は驚きもせず自分の足に纏わり付いて来るコジロの頭を二、三度撫でて「後でな!?」と声を掛けると、そのまま真っ直ぐにベッドルームへと向かう。

もしかしたらまだ仕事から戻って来ていないかもしれないと思いつつ、慎はベッドルームのドアを開けた。

すると、そこには凪沙が缶ビールを片手にベッドの上に座って携帯を弄っている姿が有った。


「遅かったやん!?」

まるで慎が来るのを知っていたかのように凪沙は開口一番そう言うと自分の隣りをポンポンと叩いて座るように慎に促す。

それを無言で見つめながら慎は室内に入ると大股にベッドへ歩み寄り、凪沙の隣りへすとんと腰を下ろした。

そのまま俯いて一言も口を開こうとしない慎の様子を凪沙は黙って見つめる。

いつもは沈黙などする暇も無い位に喋り詰め喋りまくる凪沙がこうして慎が口を開くのを待つ姿は珍しい事では無い。

凪沙は慎がどういう男かを良く理解していた。

自分の若い頃に似ていると、慎を目を細めて見守る凪沙の姿が目立つようになって来たのはここ1、2年の話だが、つまるところ凪沙は慎の若さ故の怖い物知らずな真っ直ぐで熱く感じ易い部分を自らも自覚の無いまま大切にその手の中で守ろうとしていたのだ。


慎が今回の作品の事で何か言いたい事が有るのだろうとは凪沙は気付いていたが、慎が自分から口にするまでは気付かぬふりをするつもりだった。

無言の時が流れる中、凪沙は辛抱強く慎が口を開くのを待った。

やがて、俯いたままの慎が沈黙を破る。


「・・・・・何でなん・・?」


主語も無く、いきなりボソっと呟くように言う慎に、思わず凪沙は「え?なんて!?」と聞き返す。

何が「何で?」なのか、凪沙には全く意味が分からない。


「・・・・何で俺にあんなのさせたん・・・?」

「え?」

「俺、めっちゃええように遊ばれてるやん・・・」

「何の話?」

「・・・・・LEGNAっ」


ふてくされたように慎が吐き捨てる。

拗ねたように凪沙を見ようとしない慎の横顔をまじまじと見つめ、凪沙は慎が何を言わんとしているのか汲み取ろうと頭の中で慎の言葉を反芻する。

(「あんなの」って・・・どんなのや!?)

凪沙は自分の恋人として慎を選び、そして慎が好きやとはっきり言葉に出して言う事で、慎と自分の新天地でのスタートを順調に踏み出せたと思っている。

なのに慎は何が不満なのだろう?と、凪沙は真剣に考えたがどうしてもその理由が見当たらない。

「俺がなんかしたか?」

当惑して凪沙が慎に問い掛けると、思いも掛けない言葉が返って来た。


「あんた、ホントに残酷な人やね!?」

その言葉の意味を凪沙はまたしても理解出来なかった。

「残酷って何で?慎、一体何を怒ってるん!?」

「・・・・・あれ・・」

「うん?」

「LEGNAのヤツ・・・」

「うん!?」

「まるで俺やん・・・・」

「ん?」

「あんたの事独り占めも出来へん、抱かれるばかりで抱かせて貰えへん・・・・」


そう言うと一層慎は深く項垂れた。

「取りも取られも出来へんやん・・・・」

「慎・・・・」

「何で承志とまで取り合いせなあかんねん・・・・」


凪沙は立て続けに繰り出される慎の言葉に漸く慎が何に苛立っているのかを薄っすらと理解して来た。


「・・・・あの人には抱かせてばっかやった癖に・・・・」

殆ど独り言のようにボソっと慎が呟くのを凪沙は奇妙な表情で見つめていた。

その顔にゆるやかに笑みが上って来る。

凪沙は妙に満足そうな表情を浮かべて慎を見つめながら思っていた。

大人になったと思った慎は、やはりまだまだ随分と若いのだと、その拗ねたように凪沙にそっぽを向ける姿を見て凪沙は改めて思い知る。

そして何故自分がこうも慎の事を放っておけないのかも理解出来た気がした。


慎のこう言う処が可愛くてならないのだ。

自分だけを真っ直ぐに見つめて来る姿や、自分だけの所有物にしたがる処が、凪沙には懐かしい昔を思い起こさせるのだ。

慎が再び口を閉ざすと、凪沙は優しく慎の肩を抱き寄せ、自分に寄り掛からせた。

そしてあやすように慎の肩をトントンと小さく叩くと穏やかな声で慎に話し掛ける。


「そんなに慎が気にしてたなんて知らんかったわ」

「ごめんな!?」

凪沙は素直に謝った。

「慎なら絶対あの役を上手く演ってくれるって思ったから選んでんで!?」

「だってお前が付いて来てくれるか賭けやったんやもん、しゃぁないやんか?」

「今までの経緯っちゅうもんも有るし、まずは段階を踏まな納得させられへんやろ?」

そう言う凪沙の言葉に、慎は小さく頷きつつも言葉を挟んだ。


「でもまた俺に抱かせてくれへんかったやん・・・」

「それはぁ・・・・」

「何でいっつも承志ばっかりなん・・・・?」

「それは、お前・・・」

「プライベートでは良くて、何で撮影はダメなん?」

「それはぁ・・・俺がお前を好きやから・・・」

「好きやったら何で?」

「・・・・色々・・まずいねん・・・・・」

「は?」

「・・・まずいねん、色々とな」


ごにょごにょと口ごもる凪沙を慎は訝しげに仰ぎ見る。

慎が嘘が吐けないのと同様、凪沙も嘘が吐けない。

カメラの前で抱かれてしまえば、見えて来るモノは自ずと有る。

それは見せてはいけない姿に他ならない事を凪沙は分かっていた。

慎を守りたいからこそカメラの前では極力抱かれない事を選ぶのだと言う事が自分より若い慎には理解出来ないのだろう。

だが、それで良いと凪沙は思っている。


「俺が抱きたいからお前を抱くねん」

「それになぁ、俺があいつじゃイケないのお前も知ってるやろ?」

その言葉に慎もクククっと小さく笑う。

「俺がウケてばっかりやったらバランス悪くなるの分かるやろ?」

「・・・・うん」


凪沙はこう見えてプロデューサーとしての顔もしっかり持っている事を慎は知っている。

今回の初作品に自分を起用したがったのも凪沙の並々ならぬ想いが有ったからこそだと言う事も分かっている。

伝説的なベストセラーを超える面白い作品が作りたいと凪沙はいつも慎に夢を語っていた。

自分を支えて来てくれたファンの人達皆が笑顔になってくれる作品を作りたいと、だからお前が必要なんだと言われた日の事を慎は良く覚えている。


「俺はお前が大切やねんで、慎!?」

「お前が大好きやから、お前にもっと、もっと大きくなって欲しいねん」

「・・・・・・ん。」

「分かるやろ?」

「・・・・ん。」

「慎は慎やねん。な!?」

「・・・・ん。」

「俺は慎が好きや。それだけじゃあかんか?」


凪沙の言葉に少しだけ考え込んで、そして慎は小さくふるふると首を振る。

「んーん・・・」

「機嫌直った?」

「・・・・ん。」

「慎ちゃんには仏頂面は似合わんで!?」


そう言うと凪沙はチュっと触れるだけの軽いkissをくれて寄越した。

「・・・・・・・もっと」

「ん?」

「一回じゃあかん」

「あっそ」


笑いながらもう一度凪沙は慎にkissをする。

「・・・まだあかん」

「あかんの?」

「もっと、もっと・・・俺を愛して・・・・」


凪沙の唇を誘うように傾げられた慎の顔には凪沙しか知らない表情が浮かんでいる。

(その顔をカメラの前で見せたくないの、お前、分かってるか、慎?)

そう心の中で呟きながら愛おしそうに慎に口付ける凪沙の唇を何度も、何度も求める慎がその長い腕の中に凪沙を抱きすくめたままベッドの上に倒れ込んで行く。

どの位そうしていたのか分からぬ程に慎の求めるままkissを繰り返す凪沙にkissの合間を縫って慎が呟いた。


「今度はもっとラブラブなのがイイ・・・・・」

「・・・よっしゃ」


二人の楽しそうな笑い声が零れる。

今夜は長くなりそうだと、部屋の前まで来てご主人様が開けてくれるのを待っていたコジロは何かを諦めたようにすごすごとリビングへ戻って行った。

やがて室内に折れて傷付いた翼を癒す夜の闇が訪れる・・・・

漆黒の闇の中に満ちる熱く甘い吐息が混ざり合う音だけが支配する室内の床に転がった携帯の待受け画面に写る男の声が、ふと、どこかで聞こえた気が凪沙はした。


「その辺で止めとけよ!?」・・・・・と。







・・・・・・・・・・・fin






ぐわぁ~うがっ、何だ、こりゃガクリ

書いてる内にどんどん勝手に一人歩きし出したわΣ(・ω・ノ)ノ!

もうちょい短く終わるつもりだったのに、えらく長くなった上にグダグダ感満載ガクリ

ま、いいのよ、拗ねる慎ちゃんを手の上で転がすなぎちゃんが書きたかったんだから(笑)

私にはね、慎ちゃんとなぎちゃんってこんな感じで、なぎちゃんが慎ちゃんを物凄く大事に自分の懐の中で可愛がってるイメージなんですよねぇ(笑)

可愛くてしょうがないんだろうなーって、見てるとすっごく思うのぷぷ

だからね、仁奈義とか慎凪のもどきではなぎちゃんがめっちゃ男前(←決して外見を指してる訳じゃございません・笑)になっちゃうんだな(*^ー゚)b

慎ちゃんと一緒に居るなぎちゃんを見てると、若い頃の奈義ちゃんを何故か思い出すんですよねぇ・・・

可愛いイキモノ(笑)になっちゃう前のめっちゃ男前ななぎちゃんを思い出すの(*^ー゚)b

だからドキドキするのよ(笑)

そして、なぎちゃんと一緒に居る慎ちゃんを見てると、これもやっぱり某ダァの若かりし日の姿をものすごーく思い出させてくれるのぷぷ

だからワクワクするし、可愛くって、可愛くって、しゃぁないのよっ(≧▽≦)


このもどきを書くに当って、某様との妄想話がちょっとしたベースになってるんですけどね、ホントはもっと露骨に分かり易く書こうかとも考えたんだけど、やっぱチラリズムが大切って事で(笑)、読んで頂いた方が自由な発想で楽しんで頂けてたら幸いでございますaya


それでは、ここまでお付合い頂いた方がいらっしゃいましたらありがとうございました。

さ、そろそろLEGNAの萌え語りに取り掛かろうかなぁ~ルンルン