慎凪妄想Story☆折れた翼(前編) | It's a secret!

慎凪妄想Story☆折れた翼(前編)

えー、先日の生LIVEでの慎ちゃんとミサッキーの会話を皆様のレポを頼りに ←、色々と思い出してる今日この頃なんですけどね、事前に私が質問事項を幾つかお送りした殆どに彼らが答えてくれていた事は分かったの(笑)

どの質問かはご想像にお任せしますけどね(笑)

で、皆様のレポを拝見してて「こんな場面見たっけ?」と思ったのが、慎ちゃんがLEGNAでは自分が報われない役処で撮影後も引きずってたって話してたらしい場面なんですけどね、多分その辺り私のPCが固まってLIVE映像が出て来なくて必死でリロードしたりしてて見れなかった部分だと思われるの。

んでね、慎凪の進化した関係を検証する(笑)一夜を経て、色々と楽しい妄想話を繰り広げた結果、むくむくっと慎ちゃんとなぎちゃんのもどきが書きたくなって来ちゃったのよあたふた

濁点が取れた&余計な一文字が付いた(笑)彼らになってからは初めての「もどき」だけど、仁奈義のもどきともちょっと違ったテイストで、書きたいなぁと思ってかお

現実とリンクしてそうでしていない感じとでも言ったら良いのでしょうか?

大体が「もどき」自体こちらが勝手に脳内で作り上げた妄想Storyな訳で、現実の彼らとは全く関係無い非現実世界の産物な訳ですけど、慎凪編のもどきは仁奈義編以上に非現実な彼らに更に非現実のベールを二重に掛けたような感じ(って分かるかしら^^;?)で、いわば物語の中の彼らにもう一つの物語を持たせるようなテイストの物が多くなりそうな予感・・・あたふた

なので慎凪を妄想上と言え楽しむ事が出来ないようなお方には全く持って読んで頂くまでも無い、時間の無駄以外の何物でも無い産物と相成りますので、ご自覚の有るお方はこの先に立ち入らず、回れ右ですみやかにお戻り下さるようお願いしますaya

あくまでも現実の彼らには全く関係無い、わたくしの脳内慎凪劇場で上演される妄想Storyでございますので、妄想を妄想としてきっちり楽しむ事の出来る方のみ、この先にお進み下さいませaya























「何なん、これ?」


自分に与えられた役処を説明するプロットに目を通した慎が明らかに不機嫌な様子で呟く。

今日が新しい事務所に移籍してから初めての撮影の日だと言うのに、慎は朝からご機嫌斜めだ。

そんな慎を余所に凪沙は承志と楽しそうにふざけ合っている。


いらいらする・・・・


目の端に映る二人の姿に舌打ちしたくなる気持ちを何とか押し殺しながら慎はもう一度プロットに目を通し、今回の作品での自分の役処説明をじっくり読み返した。

凪沙を巡る三角関係。

その中で慎は凪沙の恋人でありながら浮気され、自らも凪沙を不本意とは言え裏切ってしまう役処を演じねばならない。


(ったく、誰がこんなん考えたんや・・・)


どうせ凪沙がこんなんやりたいって言ったんやろうな・・・

あいつが考えそうな事やと慎は思いながら先日の凪沙からの電話の内容を思い出していた。

新しい道を切り開く為に事務所を移籍するとあいつから聞かされた時、一緒に付いて来てくれるか?と、あいつにしては珍しく弱気な口調で俺に聞いて来た。

今にして思えば、あいつは俺が付いて来る事に賭けてたんやと思う。

俺の未来を自分の手が握る事がどう言う結果をもたらすのかをあいつは痛い程分かっていた。

それでも俺に付いて来て欲しいと言ったあいつの手を取る事を、俺は自らの意思で決めた。

全てを無くすかもしれない危険を冒しても、俺はあいつとの未来を一緒に歩みたかった。

あいつが俺を必要としてくれる事、一緒に未来を作りたいと熱く語ってくれた事、それだけで十分だった。




「慎の役なぁ、俺の恋人やねんで!?」


顔中を笑顔にしてあいつが俺に言った。

どこか得意げなその笑顔に俺はつい笑みを堪え切れずに小さく笑う。


「嬉しいやろ?」


そう言って俺の頬を優しく手で包み込み引き寄せるとチュッと軽く音を立てて唇を重ねて来る。

子供のようにキラキラした目で俺を見つめながら俺が言葉を返すのを待っている。


「うん。嬉しいよ!?」


俺の答えに満足そうに笑顔を見せる凪沙がもう一度優しいkissをくれると俺の胸の上に頭を預けながら呟いた。


「やっとやな・・・」


俺と凪沙がモデル仲間以上の関係なのは俺達以外は知らない。

恋人・・・と言って良いのかどうかは微妙だが、恋人に限り無く近い関係をお互いに楽しんでいる。

今までに何度か恋人設定での共演を望んでいたにも関わらず、様々な要因が邪魔をしてそれが実現される事は無かった。

それがやっと、叶うのだ。

凪沙も俺もそうある事が自然の流れと受け止めている。


「長かったな・・・」


そう。ここまで来るのに俺達はどれだけの距離を歩いて来たやろう?

俺の成長がほんの少し間に合わんかった、只それだけでここまで回り道をする羽目になるとは俺だって思って無かった。

凪沙の隣りにおるんは俺やって、言いたいのに言えない。

俺の焦る気持ちを凪沙にぶつけた夜も何度か有った。

その度に凪沙は「もう少しの辛抱や」って、俺をあやすように言い聞かせた。


「俺を信じてくれ」


凪沙はきっぱりと言い切った。

俺が何とかすると言った凪沙の言葉を俺は信じて待った。

それがまさかこんな形で実現するとは思って無かったんやけどな。




それがこれか?

慎はプロットの説明文を何度も読み返しながら苦々しい思いで小さくため息を吐いた。

恋人の心を独り占めに出来ない男、恋敵の口車に乗せられて恋人を裏切る男・・・


「はぁ・・・・・」


思わず肩を落として俯く慎にスタッフの無情の声が飛ぶ。


「はい、始めるよー!?慎、ちゃんとこっち向いて!?」


凪沙と承志の掛合いに入って行けない自分に余計に苛立ちが募るのを慎は感じていた。


(くっそっ、凪沙のヤツ・・・)


心の中で悪態を吐きながら笑顔を作ろうとする慎に承志の一言が飛んだ。


「ちゃんと入って来なあかんやんっ!?」


かちん・・・・・

慎の中で何かが壊れる音がする。

その後の凪沙との初撮影でも慎は自分が何に苛立ってるかすら分からぬままにテンションを上げる事も出来ず、嬉しさを隠し切れずにいる凪沙との温度差が広がるばかりだった。



「慎?今日、どうしてん?」


凪沙の車に乗り込んだ途端、慎の何時もとは違う様子を気に掛けた凪沙が問い掛ける。


「別に。なんも無いで・・・」


素っ気無く返して窓の外へ目を向ける慎の横顔を見つめる凪沙がキャップを目深に被り直し、サングラスをダッシュボードから取り出そうと慎の座る助手席側へと手を伸ばす。

身体を大きく慎の方へ斜めに傾けてサングラスを取り出すと、慎の膝の上にその手を置きざま顔だけを捻って下から慎の唇にチュッと軽いkissを送る。

驚いたように慎が凪沙の肩を掴んで押し戻すと、イタズラそうな目をした凪沙がにやりと笑った。


「ちょっ・・・ここ外っ!」

「ええやん、だーれも見てへんで!?」

「そうやけど・・・」


誰かに見られたのでは無いかと素早く辺りを見回す慎の顎を片手で掴んでグイッと自分の方へと強引に向かせると、凪沙はもう一度唇を合わせて来た。

有無を言わせぬ力強い口付け・・・

数秒が永遠にも思える程の熱い口付けに、凪沙の肩を掴んでいた慎の手から力が抜けて行く。

突然の嵐に巻き込まれたような口付けは、やがて凪沙が唇を離して終わりを迎える。

いつの間にか閉じてしまっていた目を薄っすらと開けると、自分を見つめる凪沙と目が合った。


「機嫌直った?」

「・・・・・・・ん。」

「んじゃ、俺んち行こか?」

「・・・ん。」


チュッともう一度軽く唇に触れると凪沙はポンポンと慎の腿を軽く叩き運転席に向き直った。

エンジンを掛けるとゆるゆると滑り出し、駐車場を出て道を曲がった車はもうそろそろ日が傾くかと言う頃合の街の中へと消えて行く。






・・・・・・to be continued






一回で終わらせるつもりだったんだけど、全部書こうと思ったら一度に読むには長くなってしまいそうなので、前編と後編の二回に分ける事にしましたあたふた

LEGNAと絡めて書くに当って、LEGNAのボーダーラインの曖昧さをテイストに加えてみたくて、私自身が今まで書いた事の無いテイストに挑戦しておりますので、この先書きたいと思った着地点に無事に到着出来るのか甚だ不安ではございますが(´-ω-`;)、わたくし自身の自己満足の為(笑)に書いています故、生温かい目で見過ごして下されば幸いでございますあたふた

ってか、誰か慎凪SS書いてーーー(ノ>д<)ノ

と叫んだ所で今回は終わります(笑)

ここまでしょうもない妄想劇場にお付合い頂いた方がいらっしゃいましたらありがとうございました。

また、ペタを頂いている方々にも心よりお礼申し上げます。

ありがとうございましたm(__)m