JN妄想Story☆I will be…
唐突ですが、どうしても書きたくなっちゃったので、今回はいきなり始まる仁奈義劇場(笑)でございます![]()
説明するまでも無く、わたくしの脳内劇場で上演された妄想の産物に過ぎません。
仁ちゃんと奈義ちゃんの微妙にいけない雰囲気(笑)が感じられない方や、話のエッセンス上どうしても某永遠のニコイチの片割れが登場しますので、奈義翔オンリーな方もこの先はご自身の判断でお進み下さいませ。
読んで火傷したく無い方は予め避難願います
「もしもし?」
「あ、俺・・・」
「どうしたん?何か有ったん?」
携帯から聞こえて来るあの人の声は何時もよりほんの少し弾んでいるような感じがして、一瞬俺の声も弾みがちになる。
深夜12時きっかりに今ではもう発信も着信も履歴を見れば一番最初に出て来るあの人の番号をタップした。
数回のコールの後、聞き慣れたあの人の声が耳に飛び込んで来る。
「今日、誕生日やろ?おめでとう」
「覚えててくれたん?」
「うん。おめでとう、王子」
「ありがとう・・・って、ちょぉ、お前、電話中や」
「え?」
一瞬何の事か分からなくて電話の向こうから微かに聞こえて来る、あの人が誰かに向かって笑いながら何か諌めているらしい声に耳をそばだてる。
楽しそうに笑い合う声に交じって、「アホっ!お前、邪魔すんなやっ!」、「そんなんやないって!」と、何か言い訳してるような会話が聞こえて来る。
誰とおるんやろう・・・
チクリと胸が痛む・・・・
俺、いつからこんなヤキモチ焼きになったんやろうな・・・
チリチリと背筋を焼かれているような熱さが襲って来る・・・
「ちょぉ、話出来ひんやんかっ」
楽しそうに笑いながら誰かに向かって甘やかすようになだめるあの人の声が聞こえる・・・
「ごめんな、仁!?」
自分に向かって掛けられた言葉にはっとして我に返る。
「え?あぁ・・・誰か・・おるん?」
またチクリと胸の奥が痛む・・・
あの人が誰と一緒に居ようが俺に何が言える?
聞いてどうしようってんだ、俺は・・・
そう自嘲気味に自分を嘲笑いながらも聞かずに入られなかった。
返って来る答えは聞かなくても分かってる。
あの人のあの声を聞けば、そこに誰が一緒に居るかなんて聞かなくたって明らかだ。
そんな声をあの人が掛ける相手は一人しか居ない・・・
それでもイイと、俺はあの人の側に居る事を自ら選んだんやから・・・
「あんなぁ、今、翔が一緒に居てるねん」
「翔君が?」
その名前が返って来る事などとっくに分かってた。
例えこの二人が今は海を隔てて遠く離れ離れに暮らしているにしても、愛する相手の誕生日を祝いに海を渡って帰って来る事など、普通なら中々出来ない事も彼ならしてのけるだろう事も今の俺には理解出来る。
あの人の側にずっと居るようになって、デビューしたばかりの頃に漠然と憧れていた伝説のモデルと呼ばれる彼がどれだけ大きな愛情であの人を包み込んでいるかをこの肌で感じるようになった。
側に居れるだけでイイ・・・
そう思ってたはずじゃないか・・・
なのに俺は・・・
「そうやねん、うるさくてごめんな」
「いや、いいっすよ。おめでとう言いたかっただけやから」
「じ~ん!?仁かぁ?」
「お前、うるさいわ」
「じんー、奈義が迷惑かけてへんか?」
「掛けてへんわっ!ちょぉ、お前、ちょっと向こう行っとれや!」
携帯越しに聞こえて来る二人分の声にまた胸の奥がチクリと痛む。
分かってたはずやんか・・・
あの人の全てを手に入れた訳じゃ無いって事を・・・
「仁!?ごめんな、また改めて掛け直すわ」
「うん」
「ありがとうな、仁」
「あんまり飲み過ぎたらあかんで!?」
「大丈夫や、こいつの後始末せなあかんからな」
そう言ってあの人は嬉しそうに笑い声を立てた。
幸せそうなその声が胸に突き刺さる。
「おやすみ、王子」
「おやすみ。またな」
そう言って切れた携帯を手にして、俺はベッドにドサっと仰向けになる。
窓から差し込む月明かりの淡い光に包まれた室内に置かれたベッドの上で、携帯を握り締めたまま俺は天井を見上げていた。
「参ったな・・・・」
誰も聞く者もいない部屋で一人吐き出すようにその言葉を口にする。
こんな気持ちになるなんて・・・
それなりに恋愛も経験して来たはずの自分が、こんな気持ちを今更抱くとは思っていなかった・・・
俺はあの人が欲しい・・・
この手から失いたくは無い・・・
俺と一緒に居て欲しい・・・
俺はあんたに寂しい想いなんて決してさせたりはしない。
あんたの為に俺は変わったんだ。
あんたが俺を必要としてくれるなら、喜んで身を投げ出そう。
だから・・・
俺の側に来て・・・
一人で過ごす夜を寂しいと思うようになったのはあんたのせいなんやから。
たった一つ手に入れたいモノ・・・
決して手に入らないと分かっていても望まないではいられないモノ・・・
俺はどうしたらイイ・・・?
俺にはあんたが必要なんや・・・・
この気持ちをどうしたらイイ・・・・?
そんな俺の気持ちを誰かが笑ったような気がした。
薄く開いた窓からすぅーっと流れ込んで来た夜気に思わず身を震わせる。
「なぎ・・・」
その名前を口にするだけで切なさが胸に溢れる。
俺は、どうすればイイ・・・?
・・・・・・・・・・・・・・・・・fin
えーっと、ごめんね、仁ちゃん、切ない想いさせてっ(ノ◇≦。)
だってさ、やっぱ「恋」に切なさは付き物だと思うのよ
叶いそうで叶わない想いとかさ・・・
本当は奈義ちゃんのbirthdayの時にUPしたもどきと一緒に仁ちゃん編も書きたいなぁと思ってたんですけど、やっぱめでたい日は幸せ気分だけで終らせた方が良いよねぇと思って、書かなかったの。
今まで仁奈義劇場は私がこの二人で見てみたいMake Loveをテーマに書いた物が殆どでしたが、「温泉4」やらイベントなどの仁ちゃんと奈義ちゃんを見ていたら、何だかそれだけじゃ収まり切らなくなって来ちゃって(笑)
と言う訳で、今回は仁奈義劇場@恋する仁ちゃん編でお送りしました
実はこれ、今日たまたまようつべで見てた映像に使われていたBGMがステキだなって思って、それを歌っている方のPVを探して見てみたんですけど、残念ながらこの曲のPVは有りませんでしたが、歌詞が映像になっているのを見てみたら、なんとなーく仁奈義劇場が書きたくなっちゃったと言う訳なんです![]()
歌詞の意味は多分、別れた恋人にもう一度自分の元に戻って来て欲しいって訴えてる歌だと思うんですけど、「あなたは私が欲しい全て」とか、「あなたは私が必要とする全て」って歌詞がぐっと来たんですよねぇ。
これを歌っているのは洋楽が好きな方ならきっとどなたも知っている有名な英米の歌姫達ですが、ちょっと素晴らしいMVを見つけたのでお借りして貼り付けておきます。
これ、別々に歌ってる物を物凄く上手くリミックスして繋げて有るんですよね
使われてる映像はこの曲とは全く関係無い曲のPVですが、本当に実に上手く作って有るなぁって感心しちゃいます。
これには歌詞は出て来ないので何を歌っているのか分からないかもしれませんが、まぁ、雰囲気だけでも感じ取って頂けたらと思います^^;
それでは、ここまでしょうもないお話にお付合い下さった方がいらっしゃいましたらありがとうございました。
また、ペタを頂いている方々にも心よりお礼申し上げます。
ありがとうございましたm(__)m